友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

人柄ってどこからくるのだろう

2013年09月28日 14時55分19秒 | Weblog

 真面目にコツコツと仕事をする人がいる。仕事についてはとても研究熱心で、あれこれと工夫を凝らし前向きである。気になるのは、どこにでもポイとタバコを捨てるクセだ。「タバコはここに捨ててください」とお願いするのだが、なかなか守ってくれない。畑の中なので、どこで捨てたっていいと思っているのかも知れない。タバコの吸殻があちらこちらに落ちている作業現場を見ると、決して真面目にコツコツと仕事をしたとは思ってもらえないだろう。

 車に同乗していると、その人の人柄が分かる。道路が混んでいるとすぐにわき道に入る。「のろのろ運転している」車がいると、急な加速をして前の車を追い越し、ジグザグ運転になっているのに、「一定の速度を守れない奴がいる」と憤慨している。幹線道路や高速道路で、大型トラックが3車線の真ん中や右側を走っていると、「全く迷惑な連中だ。トラックは左側を走れ」とひとりブツブツ言っている。それなのに、少しでも車間距離が空いていると割り込んで行く。

 料理すると、流しに使ったボールや計量器や鍋などを山積みにしていく人がいる。私は料理屋を手伝っていた時、オジからまな板や包丁は料理の最中でも洗って片付けるようと教えられた。料理屋では食中毒が一番恐い。だから絶えずまな板や包丁など料理に使う器具はきれいにしていたし、足元や棚なども決して手を抜くことがなかった。まな板に食材以外のものを置いたら怒鳴りつけられた。美味しいものは作る者の心構えから生まれると教えられた。

 友だちを大事に出来ない人は、友だちがいなくなる。友だちの間でお金の貸し借りが出来ると、友だちではいられなくなる。いや、お金にこだわる人は友だちが出来ない。友だちとは、いつでも心を許せる間柄を言う。一緒にいて、一緒に食べて飲んで話して、楽しくなければ友だちではない。いつも馬鹿なことばかり言っている人でも、友だちには心配り出来ている。相手のことを思いやり、手助けし、先回りして応える。信頼できなければ友だちにはなれない。

 さて、今日は夏祭りのご苦労さん会。みんなで売ったのだから、みんなで楽しもうというもの。スーパー銭湯でお湯に浸かり、座敷で宴会である。

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