友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

信じて待つしかない

2015年04月27日 18時18分10秒 | Weblog

 バラが咲いた。今年の一番バラは、クリーム色の花弁の先端がピンク色のもの、名前を書いた札が風で飛ばされてしまい覚えていない。写真は明るすぎてピントが甘い。今のケイタイではもっと鮮明に撮れるようだが、いっそのことパソコンにつなげられるデジカメを購入しようと思う。いつも行く写真屋が「型落ちですが、半額以下でお渡し出来ますよ」と勧めてくれたカメラが気に入っている。

 既にバラの蕾は大きく膨らんできているから、今年は見事な花が咲きそうな気がする。昨年の秋、鉢の土を換え、肥料をしっかり入れた。植物は愛情を注いだ分、必ず応えてくれる。もうチューリップは終わってしまったが、葉が大きくなってきている。来年に向けて球根に栄養分を送るため、できるだけ太陽の光を受けようとしているようだ。植物に意志はないかも知れないが、子孫を残すシステムは受け継がれている。そこが人間とは大きく違う。人間は自分が子孫を残さなくては誰かが残すだろうと、子孫を残すことは本能ではなくなっている。

 人間の意志は同じではないし、何が正しい判断かもあいまいだ。首相官邸に向けてドローンを飛ばした男は「原発の再稼動を阻止するためにやった」と言う。昨夜のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で、吉田松陰は「開国を阻止しなければ国が滅ぶ。志のためには命など欲しくない」と言っていたが、ドローン男もきっと『花燃ゆ』を見ているのだろう。目的が正しければ手段は選ばずはテロリストに共通している。「イスラム国」を非難する人は武力を捨てるべきだと私は思う。

 昨日は地方自治体の首長と議会議員の選挙が行なわれた。首長選挙では現職があるいは現職が押す候補者が敗れているが、実態は保守系の分裂である。無党派・市民派で一緒に勉強会をしてきた友人が当選して嬉しいが、首長選挙では無理だった。議員と首長の選挙で大きく違うものがある。それにしても、落選した候補者を見ると年齢の高い人が多い。若者と美人は、主張に関係なく普通に活動すれば必ず当選するようだ。

 人間は個々に意志を持ち、選択する存在である。それは素晴しい能力だと思うけれど、まだ未熟なのかも知れない。信じて待つしかない。

コメント
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