風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

横浜マラソンへの道(5)

2015-01-19 00:54:08 | スポーツ・芸能好き
 今日、千葉マリンマラソンを走ってきました。千葉ロッテ・マリーンズの本拠地・QVCマリンフィールドをスタート/フィニッシュにして、海浜大通りを新港突堤先端まで往復するハーフ(21.0975キロ)は、フラットで走りやすいコースでしたが、私はネット1時間58分と、ちょっと不本意な結果に終わりました。前々回の本シリーズ・タイトルのブログ(http://blog.goo.ne.jp/mitakawind/d/20141223)で触れたように、今のサラリーマン・ジョガーの練習ペースでは伸び悩みが明らかです。年末年始の休みを含めてこの一ヶ月の走り込みが十分ではなかったことに加え、男子だけで1万人も参加するマンモス大会で、申告タイム別にスタート地点に並ぶのはよいとして、スタート後いつまで経っても混雑していた上、周囲の走るスピードがお互いに近いものですから、そのまま流れに乗って、ちょっと油断してしまったようです。
 さはさりながら天気が良くて幸いでした。先月の足立フレンドリーマラソンでも遥か遠く富士山をくっきり望むことが出来ましたが、今日も抜けるような寒空を背景に富士山が際だって、日本人としては、いつ見ても富士山には感動します。やや海風が冷たかったのも束の間で、レース用手袋を持参していましたが使うには及びませんでした。まさにマラソン日和の一日。
 しかし大会運営にはやや不満が残ります。QVCマリンフィールド(旧・千葉マリンスタジアム)内野席を開放してくれるのは有難いのですが、荷物を預かってもらえず、かと言って有料コインロッカーも限られていて、ウェストポーチに貴重品を詰め込んで走るハメになりました。参加者1万8千人余り(スポンサーでもある産経Web記事による)に付き添いも加えると、内野席はほぼ満杯です(実際に通路にも溢れていました)。トイレはスタジアム・内野席に装備されたところだけなので、野球と違ってレース前に集中することを考えれば、不足気味であるのは言うまでもありません。私もトイレに並びながら、待ち切れずに、諦めて用を足すことなくスタート地点に向かいました。
 そんな中、大会ゲストの小出監督はまあどうでもよいとして、もう一人のゲスト・高橋尚子さんが、13キロ過ぎ地点で道路に出て、一般ランナーのハイタッチを受けていたのに加え、先回りしてゴールのQVCマリンフィールド入口でも待ち構えていて、私も期せずして二度もQちゃんとハイタッチすることが出来て、すっかりQちゃんのファンになってしまいました。現金なものです。谷川真理ハーフマラソンでは谷川真理さんの応援メッセージを受け、富士マラソンフェスタではゲストの千葉真子さんから素っ頓狂ながらランナーを鼓舞する応援メッセージを受けて、それはそれで元気をもらったものでしたが、ランナーと直接触れ合うことはなかったので、功成り名を遂げたQちゃんが前線で応援してくれるのは想定外の事態であり、なんて人が好いのかと、ちょっと感動したからです。聞くところによると、金メダルをとったシドニー・オリンピックの半年前、この千葉マリンマラソンで自己ベストを記録(因みに、女子の大会記録として、十数年経った今でもその記録は破られていません)した思い入れのある大会のようです。当時、シドニー・オリンピックでの映像を見て、サングラスを投げ捨てて勝負に出た凛々しい姿に胸を熱くしたのを思い出しました。
 結果はともかく、今は心地良い筋肉痛に見舞われて、ちょっと幸せです(やはりマラソン・ランナーはMのところがある!?)。
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