風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

青梅マラソンへの道(3)

2013-12-23 14:40:13 | スポーツ・芸能好き
 昨日、「富士マラソンフェスタ2013」のハーフの部を走って来ました。
 2008年にF1日本グランプリが開催された富士スピードウェイ(一周4.4キロ)を5周弱走るもので、ハーフ・マラソンとは言え、何度も同じところを走るのは退屈しはしないかと、マラソンはメンタルなスポーツですから、ややモチベーションに不安を覚えましたが、車が猛スピードで走り抜けるコース設計は、さまざまなカーブとともに、何度かアップダウンがあり、とりわけ2.7キロ地点から3.7キロ地点にかけて36メートルの上り坂もあって、その先に雄大な富士山を望めるとあって、飽きることはありませんでした。むしろ、練習の一環で参加している私にとって、どのように坂道攻略すべきか、何度かトライできたと言う意味では、却ってチャレンジングで面白いほどでした。
 記録は2時間6分と振るいませんでしたが、体力を消耗するアップダウンのきついコースの割には、また、昨シーズンのピークだった2月の東京マラソンのハーフ(2時間8分)レベルに二ヶ月近く早く到達出来て、2月の青梅マラソンに向けて順調にマラソン足が出来つつあるのを実感します。むしろ、走り終えた後も、まだ1~2周走るだけの余裕があって、燃え尽きなかったことは、却って問題で、普段、ちんたら走ってスピードが出せていない証拠です。今のところ、週一回17キロの練習では、安定して走ることにフォーカスし、スピードを変えないで走っていますが、そろそろ緩急をつけたスピード練習を取り入れないと、ハーフで2時間、30キロで3時間を切る目標達成は難しいかも知れません。
 大会運営については、レース場とあって、駐車場やトイレは十分な数がありますし、暖房がきいた更衣室・休憩室まであって、快適でした。難を言えば、「ハーフマラソン」のほかに「サーキット2周」「サーキット1周」「小学生3キロ」と種目が多く、遠方から来るランナーにも配慮して、結局、ハーフマラソンのスタートが11時と、走っている途中で昼食の時間帯が訪れるのが悩ましいですが、走り終わった後は、無料で豚汁が振舞われ、有り余るほどの量を準備して頂いて、私は三杯もご馳走になりました。ご当地グルメの露店がいくつも軒を連ねて、無料の豚汁のあおりを食っていたところもありますが、応援の知人・家族も楽しめたことでしょう。何より大会の目玉は富士山の絶景でしょう。今年は「富士山世界遺産登録記念大会」と堂々と銘打てるのも強みです。そんなこんなで「全国ランニング大会100撰」に、今年も選ばれただけのことはあります。
 なお、特別ゲストは、千葉真子さんで、解説などでは素っ頓狂な声で、なんじゃこりゃ・・・などと絶句することがしばしばで、今日も、いでたちこそ茶髪にサンタクロースの恰好で、なんじゃこりゃ・・・と目を見張りましたが、スターターとして「皆さ~ん、メリー・クリスマス!」「2013年、ありがとう~」「上り坂は腹筋にめいっぱい力を入れて、頑張って下さ~い」などと叫ばれ、気分を大いに盛り上げてくれました。解説をやっているより、全国津々浦々の大会でスターターをやる方がお似合いです(←これ、褒め言葉のつもり)
 大会会場から仰ぎ見る富士山は、上の写真のような迫力です。
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