かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

いいひと。だった

2012年04月04日 16時01分17秒 | みゆみゆとの生活
昨日、小学校に入学式やその後のことを打ち合わせに行き、わかったこと。

教頭先生は、いい人だった。
そんな気もしてたんだけど、実際、ほんとに親切で子供好き。

そうちゃんが、「わくわくさん、見たい!」と連呼するのがNHKの「つくってあそぼ」という番組のこととわかると、
「じゃあ、今度それを録画して、この部屋(支援級)で見られるようにしましょう。」と言ってくれ。
ピョンピョンと跳ねているそうちゃんを見て私が「うちではリビングにトランポリンがあるんです。」と言えば、「体育館に一人用のがあるから、今度この部屋へ持ってきましょう。」と支援級の先生に指示。
帰りには玄関まで送ってくださって、雨が強くなってるのを見て「この雨の中帰られるのは危ない。もう少し部屋でテレビ見て、小ぶりになってから帰ってください。」とまた部屋に引き返し、遊ばせてくれました。

支援員の先生も、教員資格以外にヘルパー資格も持ち、福祉に詳しい方を配置してくれたようです。
そうちゃんがパニックの時ガラスを蹴るかも、と、ガラス飛散防止フィルムを以前に提案したのですが、それもガラス屋さんにすぐ依頼されたらしく、もう貼ってありました。

前に渡したサポートブック(そうちゃんの特徴と対応)も、担任の先生と支援員の先生を交えて読み込み、話し合ってくれたみたい。
そうちゃんを受け入れようという精一杯の気持ちが見えて、とてもとても嬉しかったです。

結婚と同じなのかな。
付き合う前や付き合い始めは、警戒して、この相手は違うんじゃないかと悪いところを探したりし、駆け引きや相手の言葉に一喜一憂したりして。
でも結婚すると決めてしまえば、細かいことや相違点は目をつむって、共通の目標に向かって手を取り合う…。

あ、うちは違いますよ。
駆け引きだなんて、
アハハ、オホホ;

例えは悪かったですが、ここまでの話し合いは「役職」さんや「立場」さん又は「組織」さんが相手でしたが、これから先は、人と人。
技術や免許よりも心が大事。
先生方が大変なことは、間違いないのですから、親もできるかぎりのことをして、学校と一緒に、同じ方向を向いて子育て出来たらなーなんて。(理想)
まずは、先生方と仲良くなって、「困った」と「かわいいね」を伝え合える関係になれれば、と。

いよいよ入学式はあさってだ。
春休みもあとちょっと。
がんばろうっと。