かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

いつでも捜しているよ

2015年08月28日 15時29分22秒 | みゆみゆとの生活
時事ネタはあまり書かないのですが。
最近のニュースを見るにつけ、一体どうなってるんだこの時代は、と感じます。
子ども達を取り巻くスマホやラインの世界とか。
突然起きる(ように見える)凶悪な犯罪とか。
過去や未来の戦争の影とか。

そんな中、撮りためていたビデオから、NHKの「バナナ♪ゼロミュージック」という番組を見ました。
この番組の途中、山崎まさよしさんが「One more time, One more chance」を歌いました。
何年ぶりかで聴いて、無性に涙が出ました。

 いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
 交差点でも 夢の中でも
 こんなとこにいるはずもないのに
 奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
 新しい朝 これからの僕
 言えなかった「好き」という言葉も

そうちゃんを施設に預けている間、ごはんの時間には椅子に、寝るときには布団に、そうちゃんの幻をみます。
罪悪感と切なさの入り混じった、でもしんどさも同時に思い出す、複雑な思いで。

歌を聞きながら、大切な人をまっすぐに想う気持ちや、その気持ちに恥じないように自分自身が一生懸命生きていくということについて、考えました。
若い時に何度も聞いて感動した歌に久しぶりに出会い、こんなに違って聞こえるものかと震えました。

「One more time, One more chance」はYouTubeで海外でも随分聴かれているそうです。
このひたむきな感覚を共有することが、平和につながるのではないかと。
そんなことを真剣に考えた、夜でした。


一応リンク貼っとく。
One more time, One more chance
これよりもテレビの方がよかった。
でも、テレビはバナナマン日村が途中で映って、しかも私より先に泣かれて残念だった
あ、日村、芸人としては好きだけどね。