そうちゃんがいない土日。
みゆみゆを連れて、親戚総勢8人での旅行に参加しました。
はじめは美濃へ。
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古い町並みが保存された区域を歩くと、そこかしこにお花が飾ってあって。
和紙のお店とか、モダンなカフェとか、入りたくなるお店がたくさんありました。
「うだつの上がる町美濃市」
「うだつ」というのはこれ。
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屋根の上にある、飾りのような瓦。
元々は防火壁の役割をしていたものです。
家の力を示すために段々と大きく立派になり、装飾的意味合いが強くなったそうです。
毎年秋に開かれる「美濃和紙あかりアート展」が、それはそれはきれいらしい。
行ってみたいな。
でもそうちゃんには厳しいか。
・・・踏んじゃいそう。
今回の旅行は、お義母さんが80歳のお誕生日を迎えられたので、その傘寿のお祝いで行ってきました。
傘寿。だなんて信じられないくらい、若くてお元気なお義母さんを囲んで。
夜は、近場ですが岐阜の旅館に一泊し、ゆっくり温泉に入りました。
お部屋からは長良川の流れがきれいに一望できました。
ほんとにいいお天気。
とても時間をかけて晩御飯を食べ、部屋に帰ってからはそうちゃんの卒業アルバムをみんなで見ながら話したりもしました。
いろんなところに住んだけど、私は岐阜の町が一番好きだった。
こじんまりしてて、ほどよく田舎で、モダンさもある。
居心地のいい町。
学生時代を思い出し、自転車で走り抜けたあの時間に戻ったような気がして、懐かしい気持ちになりました。
あ、今住んでいる町も、大好きよ。
自然が残っていて、人があったかくて。
今日は朝から岐阜の河原町をお散歩し、岐阜メディアコスモスに寄りました。
この建物、ほんとうに美しいです。
天井に組んだたくさんの木や、ゆるやかに曲がるカーブ、天井から吊るされたドーム状のレースのような室内屋根。
一見の価値ありです。
ずっとそこにいたくなります。
ここまでで、旅行はおしまい。
親戚一同、解散!
家に帰って休みましょう。
のはずが・・・
いろいろありまして。
のいろいろの部分は省略。
みゆみゆと私の二人で、金華山(標高329メートル)に登ることに。
わお。
何度も登ったことのある「瞑想の小道コース」。
だけど、山に登るつもりなんてなかったからさ、母さんスカートだし。
履きなれてるとはいえ、革靴だし。
せめて比較的ゆるやかで距離の短い「百曲がりコース」にしてくれと言ってみたんだけど、みゆみゆ譲ってくれず。
「無鉄砲が服を着て歩いている」と言われたこともあるワタクシ。
じゃあ行ってやろうじゃないの、と登りだした。
ええ、おススメしませんよ。
金華山をなめてはいけません。
後半は岩場をよじ登るような場所もたくさんあります。
途中、クマよけの鈴をつけた「登山のプロ」もしくは「山の自称管理人」みたいなおじさんに、「スカートはいかんよ」と叱られ。
それも想定内だけど、俯いて「すみません」とか言ってみたりして。
ハーハ-息せきながら、1時間5分かけて山頂まで登った。
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「気をつけて」とか書いてある。ハハハー。
良い子の皆さんはマネしないでくださいね。
山の上は強い風が吹いていて、とても寒かった。
みそおでんを食べていたら、ちょうど2時46分になったので、みゆみゆと二人、黙とうしました。
あのころ2年生だったみゆみゆはもうすぐ高1になる。
コロコロプクプクの年中だったそうちゃんはスリムになって特別支援学校を卒業した。
常勤の公務員だった私は、市民活動にいそしんで映画の整理券を配り回り、指揮者までやっている。
なんじゃこりゃの人生。
しんどいこともひっくるめて、この人生を噛みしめたい。
慌ただしくて疲れたけど、
とても思い出に残る3月11日になりました。
みゆみゆを連れて、親戚総勢8人での旅行に参加しました。
はじめは美濃へ。
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古い町並みが保存された区域を歩くと、そこかしこにお花が飾ってあって。
和紙のお店とか、モダンなカフェとか、入りたくなるお店がたくさんありました。
「うだつの上がる町美濃市」
「うだつ」というのはこれ。
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屋根の上にある、飾りのような瓦。
元々は防火壁の役割をしていたものです。
家の力を示すために段々と大きく立派になり、装飾的意味合いが強くなったそうです。
毎年秋に開かれる「美濃和紙あかりアート展」が、それはそれはきれいらしい。
行ってみたいな。
でもそうちゃんには厳しいか。
・・・踏んじゃいそう。
今回の旅行は、お義母さんが80歳のお誕生日を迎えられたので、その傘寿のお祝いで行ってきました。
傘寿。だなんて信じられないくらい、若くてお元気なお義母さんを囲んで。
夜は、近場ですが岐阜の旅館に一泊し、ゆっくり温泉に入りました。
お部屋からは長良川の流れがきれいに一望できました。
ほんとにいいお天気。
とても時間をかけて晩御飯を食べ、部屋に帰ってからはそうちゃんの卒業アルバムをみんなで見ながら話したりもしました。
いろんなところに住んだけど、私は岐阜の町が一番好きだった。
こじんまりしてて、ほどよく田舎で、モダンさもある。
居心地のいい町。
学生時代を思い出し、自転車で走り抜けたあの時間に戻ったような気がして、懐かしい気持ちになりました。
あ、今住んでいる町も、大好きよ。
自然が残っていて、人があったかくて。
今日は朝から岐阜の河原町をお散歩し、岐阜メディアコスモスに寄りました。
この建物、ほんとうに美しいです。
天井に組んだたくさんの木や、ゆるやかに曲がるカーブ、天井から吊るされたドーム状のレースのような室内屋根。
一見の価値ありです。
ずっとそこにいたくなります。
ここまでで、旅行はおしまい。
親戚一同、解散!
家に帰って休みましょう。
のはずが・・・
いろいろありまして。
のいろいろの部分は省略。
みゆみゆと私の二人で、金華山(標高329メートル)に登ることに。
わお。
何度も登ったことのある「瞑想の小道コース」。
だけど、山に登るつもりなんてなかったからさ、母さんスカートだし。
履きなれてるとはいえ、革靴だし。
せめて比較的ゆるやかで距離の短い「百曲がりコース」にしてくれと言ってみたんだけど、みゆみゆ譲ってくれず。
「無鉄砲が服を着て歩いている」と言われたこともあるワタクシ。
じゃあ行ってやろうじゃないの、と登りだした。
ええ、おススメしませんよ。
金華山をなめてはいけません。
後半は岩場をよじ登るような場所もたくさんあります。
途中、クマよけの鈴をつけた「登山のプロ」もしくは「山の自称管理人」みたいなおじさんに、「スカートはいかんよ」と叱られ。
それも想定内だけど、俯いて「すみません」とか言ってみたりして。
ハーハ-息せきながら、1時間5分かけて山頂まで登った。
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「気をつけて」とか書いてある。ハハハー。
良い子の皆さんはマネしないでくださいね。
山の上は強い風が吹いていて、とても寒かった。
みそおでんを食べていたら、ちょうど2時46分になったので、みゆみゆと二人、黙とうしました。
あのころ2年生だったみゆみゆはもうすぐ高1になる。
コロコロプクプクの年中だったそうちゃんはスリムになって特別支援学校を卒業した。
常勤の公務員だった私は、市民活動にいそしんで映画の整理券を配り回り、指揮者までやっている。
なんじゃこりゃの人生。
しんどいこともひっくるめて、この人生を噛みしめたい。
慌ただしくて疲れたけど、
とても思い出に残る3月11日になりました。