かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

不安定

2019年12月19日 22時55分32秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃん、とても不安定。
大学病院に行くときも大声でずっと独り言。
いや、独り言自体は別にいいんだけど。
顔つきが時々、険しい。
目の下にクマがあるような感じで。
眉毛が「へ」の字に寄ってる。

病院が終わり支援学校に着いてからも、「こらこらー!」と何かに怒ってる。
ああー、これは良くないぞ。
先生に「調子悪そうです」と申し送って預けた。

夕方、先生から電話。
やはり午後に大パニックになったらしい。
きっかけは些細なこと。

机を運んでいる時に上に乗せていたものが落ちてしまい、
一気にそうちゃんの気持ちが崩れてしまったようで。
わーっと怒り出し、泣き叫びながら先生を蹴ってしまったとのこと。
しばらくあちこち蹴りかけたので、先生が抱え込んで押さえ、落ち着かせてくれたみたい。

「いつもニコニコ笑って過ごしてるけど、何かしんどさがたまっていってたのかなぁ、と思いました。」
先生がこんな視点で見てくださることが、ホントにありがたい。
原因はわからないけど、何かがしんどいんだろう、間違いなく。
ここんとこ頻繁につま先歩きしてるし。
過敏な感じ。

ポトンポトンと漏れるような水滴でも、
いつの間にかバケツ一杯たぷんたぷんになってれば、
そっと運ぼうとしたってあふれてこぼれる。
一旦あふれだすとバケツを持つバランスが狂って、
あふれる水をどうしようにも止められなくなってしまう。
そんなことになる前に水を減らしてあげれればいいんだけど。
なかなか気付かないのよ、周りも本人も。

そんなそうちゃんと、実は同じ状況だったらしい私。
ふとしたきっかけで涙が出たら、どうにもこうにも止まらなくなってしまった。
心配させちゃったかな。

ただ、不安定だったんだ。

大切な友人のおかげでバケツのお水が減らせたのは、
これはこれでよかったのかもしれない。

明日は1日お仕事。
こんなときは働いてた方がいい。