ここが「みねだ会館」の和室です。障子に写る影や光が何ともいえない日本の情緒を感じさせてくれています。
格子になっている所もいいです。夏の頃には障子の良さがわからなかったのですが、寒くなるにつれ障子の光のやわらかさに惹かれていきます。ガラス越しの光と違って白黒つけないファージーの所がいいのでしょうか。世の中、白もあれば黒もあり灰色もありますものね。
野菜はもともとは食べるものなのですが、この時期畑では野菜の花も沢山見られます。植物ですので当然花が咲くわけですが、心して見ると花もまた風情があります。
これはバジルの花です。香りがよく肉料理にもよく合うようです。花は紫蘇に似ていますが、香りはそれより上品です。地味な花です。
これは芙蓉の花にそっくりです。オクラの花です。花だけでも価値がありますね。ここのところの冷え込みでついに実があまりならなくなりましたが、沢山とれてオクラはみんなにあげました。天ぷらがおいしいです。
エシャレットの花です。かわいらしいです。エシャレットは現在らっきょう付けにして冷蔵庫に保管されていますが、畑にはまだ、沢山植えられています。
ピーマンの花です。最近のピーマンはあまり苦くなくなりました。野菜炒めなどにおいしいです。寒くなりそろそろ収穫も危ぶまれてきました。
朝顔とそっくりな花が咲きました。サツマイモの花です。朝顔と親戚だということが
花を見てもよく分かります。いつも根ばかり食べていますが、花にも着目する必要があります。めったにこの花にはお目にかかれません。よっぽど気分がよかったのか咲いているのを見つけました。
野菜作りをしていると、花に注目することは滅多にないのですが、こうして眺めると野菜の違う一面が見えて来ます。人生、華々しく見える影にこういう一面があるということも大切なことだとつくづく思います。植物全体をこうしてとらえて見ることが大切だなと思わずにいられませんでした。
こうして見ていると野菜の花も楚々としてきれいです。