春を待つ
2015年02月15日 | 詩
この時期、寂しいとはいえ、植物は表面的にはあまり目立ちません。しかし、早咲きの梅はもう、どこかで、芽をふくらませ咲き始めています。我が家では今はつぼみの中でじっと春を待っている感じです。この時期こそ表面的に変化はあまりありませんが、雌伏の時といえるでしょう。この時期どう自分を暖めるかで春以降の成長が違ってきます。
成長の家ではこれを皮相と実相という言葉で言っていました。表面的なことが皮相で内面が実相です。言葉こそ違いはありますが、この実相が確かかどうかが今後の成長では大きなちがいとなります。
自分自身の中にある実相とは何か、これを充実することが今後の生き方に大きく関わってきます。
今、静かに庭の植物は内面にエネルギーをためている時期です。この寒さを乗り切り春を迎えようとしているのです。春、すべてが冬の縛りから解き放され、春爛漫となって咲き乱れるのです。早く来い来い春、春よこい、この時期から新緑までが私の一場好きな季節になります。