想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

アゲハチョウの飛来

2017年07月02日 | 我が家の庭

 震災7年7月2日

 

 先日、キアゲハが飛来し、山椒の木の葉に卵を産み付けていたところを偶然見つけました。その後、しばらくぶりで見ましたら、その卵から、幼虫が出ていました。アゲハは、よく、山椒、パセリ、人参、、三つ葉で見かけます。その葉が食草のようです。

 よくここまで、育ったなと思います。天敵としてアシナガバチがいるようです。大きくなる前に大体が食べられてしまいます。幸い、このところの梅雨が影響してか、蜂があまり、飛んでいなかったように思います。

 このまま、継続して観察して羽化まで、見届けたいと思います。

 

 

 

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アレルゲンから想う

2017年07月02日 | エッセイ

震災7年7月2日

 

 最近、アレルギーとかアナフラキシーなどという言葉を聞くことが多くなってきました。昔はアレルギーという言葉やアナフラキシーなどという言葉は無かったように記憶しています。なぜ、そのような事が言われるようになったのでしょう。

 アナフラキシーとは、アレルギーを起こすもとになる主にアレルゲンを食べることでなります。複数の臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など)にあらわれ、このアナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。この生命に危険な状態をアナフィラキシーショックといいます

 また、食べ物ばかりでなく、蜂にさされてもなることがあるようです。私などは、昔から、大人になるまで、何度と刺されていますが、幸いにまだ、そのようなアナフラキシーショックになったことがありません。4、5年前には5,6カ所、足長蜂に刺された事がありました。その時は、さすが、アナフラキシーという言葉が、心をよぎりました。医者にゆき、何でもありませんでしたが、今後は、気をつけなければいけません。

 

 学校給食でも最近はアレルギーが問題になっています。それに対応をしているようで、献立作りも大変なようです。時代が変わったなと思うと同時に、子どもの身体にも大きな変化が現れているようです。刺身を食べると口の中がしびれる子もいます。また、パインが駄目な子、小麦がアレルゲンの子と挙げればきりがありません。しまいには食べるものがなくなってしまうのではと心配になります。

 何でそのようなことになったのか、不思議でなりません。体内の様子が昔と違ってきたのか、食べ物がかわったのか、すべての環境と人間が変化して来ているのでしょう。困った問題です。

 人は環境の中で生活しています。環境が変われば生物はそれに対応して行きます。しかし、急激な変化には体が追いついていけません。今の時代の変化が激しいということがそのようなアレルギーを増やしている一員にもなっているのではと思います。

 アレルギーだというと、今の子はすぐ、病院と薬を考えてしまいますが、日本は医療と薬の消費が半端ではない額になります。毎年薬価引き下げがありますが、まだまだ、その額は高齢化と共に増加の一途を辿っています。

 保険で払うから医療費はいくら使ってもいいと、安易な考えは慎まなくてはいけません。特に医者と患者の両者が共にこのことは気をつけたいです。このことで、結果的に、自分の自然治癒力を弱くしてしまっているのです。過剰医療の状態です。

 ですから、この点、昔の人に比べて多分抵抗力は格段に弱くなっているのではないかと危惧しています。医療のお世話になるのは、最後の砦です。大事に薬は使って欲しいものです。医療や薬でしか治らないものも多分あるでしょう。その時は、大いにお世話になればいいと思います。

 私の言いたいのは何でもないのに、すぐ薬と薬漬けや医療漬けになってはいけないということです。その最たるものがドラッグなどの薬物依存です。まあ、タバコは現在では合法的に吸うことができますが、これも、害のほうが大きいことは自明の理ですので、即刻やめた方がいいでしょう。受動喫煙の害も多大と聞いています。気をつけたいです。罰則付きの法整備が必要です。

 

 さて、食物アレルギーの改善の件ですが、今時の考えでは、アレルギー科の医院がありますので、すぐ、そちらにお世話になると思うのですが、多分、アレルゲンの食べ物をほんの微量だけ食べて、少しずつ体を慣らしていけば、薬にたよることなく、治って行くのではないかと考えます。

 舌がびりびりと来る手前の量を食べるのです。間違えると危険ですが、ほんの少しずつ食べて、反応を見ながら、食事をしてみたらどうでしょう。今では、そのようなことを指導する医者もいるらしいです。この、考えは本来の自然治癒力を高めるいい方法らしいです。

 慣らし運転という言葉があります。徐々に対応して行くのです。この変化が急激に来るのがアレルギー反応であり、アナフラキシーショックだろうと思います。何でも、徐々にが、大切で、腹八分目で暴飲暴食をしないことです。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということでしょう。

 また、食べ物には食合せという言葉があります。そのもの単体ではアレルゲンでも複数の物と混在していただけばOKと言うものもある筈です。野菜を作っていると分かりますが、コンプランツ栽培と言うことです。生物にはそのようなことが実際に起こっているようです。

 例えば、パセリをトマトと一緒に育てると、風味をよくし生育を助け、バジルなどは、香りが強く害虫除去に大きな効果があるようです。また、ミミズが多いと、その糞が栄養になったり、通気性を良くしてくれたりするようなことです。

 ましてや、もっと、調べていけばWIN-WINの関係の野菜もあるはずでしょう。もともと、生物にはそのような力が備わっているのです。気が付かないのは凡人だけかもしれません。それを、化学という、もともと存在しない物質で治そうとすることこそ、自然の摂理に反しているように思えてなりません。

 昔から、すぐ温まる物はすぐ冷え、時間をかけて温まる物は時間をかけ冷えて行くと言われています。最近はすぐ、結果を求めてしまいます。その裏には効率化があります。無駄な物を一切はじき、一直線にそれに向かって進ませるのです。その辺のトレンドも良くないと思います。化学肥料は効果は覿面ですが、持続性がなく地力を弱めます。

 物事は、2歩進んで1歩後退しながらでもいいのです。差し引き1歩は進んでいるのです。そういう考えが大切です。try & erroがいいのです。変に頭がいいと、何でも頭で考え、エラーを知らないで育ってしまいます。その最たる女性が今回問題となっている自民党のT議員ではないでしょうか。

  新幹線でゆけば速いかもしれませんが、周りの景色が見えないのです。牛の歩みでいいのです。じっくり周りを眺めて前に進むのです。その方が人間的ではないでしょうか。

 医学もやたら長生きを考えますが、その中身が大切です。最近単なる寿命より、健康年齢を言うようになり、いい傾向だと思います。

 次はその中身の生き方です。その内容が大切です。単に百歳迄生きることが大切でなくその質が大切なのです。70歳の生涯でも、素晴らしい生き方の人はたくさんいます。どう生きたかが問われなくてはいけません。残りも人生の質を考えることがより大事になってきます。単に心臓が動いているだけでは、本当に生きていることにならないのです。人の役にたってなんぼというのが正しい人生だと思います。

 

 昔、ピアノ会社にいたときに、エイジングという言葉を聞いたことがありました。ピアノの重要部分に響板という物があります。また、ピアノはほとんどが木でできています。取って来た木をすぐ使うとひずみとか、音に変化が現れるからという理由で、2年程かけて乾燥させ、水分を一定にさせてから製品化するそうです。その、乾燥をエイジングといっています。まあ、人生で言えば荒波とでもいいましょうか。

 

 さて、最近は、アレルゲンがない遺伝子操作食物も出ていると聞きます。遺伝子操作側でアレルゲンを除くと言う考えですが、果たしてそれはどうでしょう。人間の内面の抵抗力をつけて行かないといつまでたっても、次のアレルゲンが出てきはしないかと、心配になります。

 よく、抗生物質も初めのうちはよく効いたが、数年経つと耐性菌が増えたという話を聞きます。生物の体はこのように異種に対してアレルギー反応をし、段々耐性を身につけてきたのだと思います。本来、生物には同じ苦難には徐々にならされ耐性がつく仕組みがあるのではと思います。これが、人でいう自然治癒力だと思います。

 私は仮説ですが、これらはすべて、究極的には自然循環型社会にすれば、なくなるのではと思っています。。それも、原始以来人間が自然と共存することを避け、進化と称して自然を克服し自然界にない新しい物を作り出すようになってから、このような問題が山積するようになったのでは無いかと考えています。

 自然と共存すると言うことを考えれば、必然的に新しいアレルゲンを作り出す遺伝子作物や医薬品などは本来いらないはずです。人間の寿命は決まっているはずです。それを無理矢理延ばし、直るはずの無いものを直そうとして、本来自然界に無いものを使う事が、人間の自然治癒力を弱めているのです。

 新しい物が出れば、警戒心を抱くのが本来の人間です。その生体反応こそがアレルギーだと思います。ですので、また、いい薬を処方すれば、薬に頼る事になります。また、お金を出し、塾に通えば楽に成績が上がるとなれば、自分で努力することを怠るようになります。

 人間とは、もともと、他力にすがれば自力が弱まるのは自然の理なのです。遺伝子操作でアレルギーのない食物を作れば、本来、人が持っているはずの自然治癒力にかげりが出て来るのも分かります。その力を発揮しなくても、済んでしまいます。そうして、段々、人間の自然治癒力が弱まっている時代だと思います。

 薬は自分の外にあります。しかし、自然治癒力はいつでも、自分と共にあります。ですので、これを高めることができれば、いつも、自分の中にあるわけですから、こんなに強い味方はありません。

 古来、人間はこうして自分の中に自然治癒力という大きな力を育てて来ているはずです。この力を最大限発揮しない手はありません。

 外に援助を求めることなく、うちに抵抗力をつけることこそ、結果的に自分を良くすることではないでしょうか。科学の進歩を否定するわけではないのですが、まず、自分を鍛えることが一番大切だと思います。

 そうすれば、もう、怖いものはありません。今の益々便利な世の中に安住していると、生物として本来うちにある大切なものを徐々に失っていく危険性を孕んでいるのが、現代社会です。

 このことをよく心の奥底に秘め、この時代を生きてゆかねば真の幸せな人生はないと思います。生きていてよかったという人生を総括するためにも、心したいことです。

 

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