震災7年7月14日
私がテレビと出会った時の事からお話してみたいと思います。少し、行き違いがあるかもしれませんが、昔の記憶を遡っていきたいと思います。
まだ、我が家にテレビが無い頃です。歩いて20分ぐらいの知り合いの家に土曜日になると、見に行っていました。それは、東芝日曜劇場だったと思います。
日曜日になると、妹と近所の友達でその方の親戚の家に見に行った記憶があります。また、場所は違いますが、レスリングや相撲もよく見にいっていました。そこは、力道山の空手チョップやルーテーズの岩石落とし、大木金太郎の頭突きが有名なのは今でもよく覚えています。栃若全盛の時代でしたが、鏡里や千代の山も朝潮も松登も北の洋もいました。
近所の友達とも相撲を取って遊んだ時代でもありました。やがて、我が家にも私が六年生頃だったと思いますが、テレビが入りました。
あれから、時代も変わりました。東芝も経営陣の不手際で倒産寸前までいき、今ではやっと、首も繋がりましたが、2部に8月には格下げの話も聞いています。
土光さんが頑張っていた頃が、頂点だったですね。諸行無常とはこのことをいうのかなと思います。多分、おごりがあったのですね。時流に合わない外資の原発に手を出し、読みを間違え多大な損失を出しました。それに大きく影響したのが、東北大震災でした。まさか、原発がそれで、メルトダウンまで、追い込まれようとは誰が想像したのでしょう。想定外のことが起こってしまったのです。
チェルノブイリだけだと思っていた恐ろしい原発事故後が日本で起こってしまったのです。想定を超える大震災が引き金でした。人は、歴史を尊重し、その中で未来を考えます。私もそうだと単に思っていましたが、歴史を超える出来事は予想していませんでした。
これからの世の中は、歴史から未来を予想することも大切ですが。歴史を超えて突発的な出来事についても、気をつけていかないと大変なことになるという教訓だったと思います。現実の前提は絶えず変化して行きます。その前提の中で物事が起こっているのです。
今、私が危惧していることの中に、温暖化で雨量が増加して川の水量が大きく増えていることがあります。私の周りでも確実に川の増水が起こっているのです。洪水に備えなくてはならないのです。
千年に一度の事が今起こっているのです。ですので、現在から考えれば、千に一度でなく、一に一度の確率なのです。そうとらえることが大切です。それが、あの東北大震災でした。
さて、東芝に戻りますが、あの会社の、半導体の技術は素晴らしく、それを巡って色々な会社が手を出しています。シャープがそうであるようにやがて東芝も経営陣を一層して新しく生まれ変わるのでしょう。
経営陣が変われば、東芝もまた、新しく生まれ変わっていくのでしょう。それにしても、人はなぜ、慣れから来る奢りが出てしまうのでしょう。おごれる平氏久しからずと言われた源平の時代から、人の心はあまり進歩していないようです。
というよりは、人はゼロから生まれて、人である限り同じような道を歩んでいくのですね。だから、仏教が今でも輝きがあるのかもしれません。ここで川柳を一つ「人生は欲を伴侶の二人連れ」これは、人間の業として致し方ないことですね。欲がなくなったら待つのはあの世界です。欲にも善悪がありそうです。いい欲は沢山持ちたいです。
さて、土光さんが生きていたら、なんといってなげくでしょう。これも、後の祭りです。そういえばリクルート事件がありましたね。それも、奢りが原因でしょう。賄賂を送って大変な事になってしましました。記憶に新しいことです。創業者江副さんも、今頃草場の陰で何を思っているのでしょう。気になるところです。
また、気楽に思いついて事を述べて行きます。最初はテレビの変遷の中で色々と感想を述べたいと思いましたが、今回は東芝問題だけで終わってしまいました。また、ご期待を!
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