コロナ4年4月7日(ウクライナ、ロシア戦争2年)
今、何処を見ても、ChatGTPの話で持ちきりです。ついにAIもそこまで来たかと想っています。日に日に進歩しています。
その時、私はいつも諸行無常や鴨長明の方丈記を想い浮かべてしまいます。また、芭蕉の不易流行も浮かんでまいります。
そうです、生きていることは変化の真っ只中にいることなんです。一時も同じ状態はないという事です。これは人類普遍の原理なんです。
いつの時代でも、新しい画期的なものが出ると、その危険性が叫ばれています。小さい頃からそれを使うと創造力がつかないとか、いつの時代でも新しい物の出現を憂う人がいるようです。
庶民でも有能な秘書(ChatGTP)を雇えるようにもなった来たのです。今後はその秘書をどう活用するかという資質が求められる時代になって来たのです。庶民にも強力な秘書がつく時代になったのです。
テレビが出現した時もそうでした。一億総白痴化などと騒がれたものでした。ところが、どうでしょう。最近ではそんなことをいう人はいません。一過性のものとなってしまいました。
そういう心配をする人は必ず一定数いるという事です。負の面に向かえばいくらでもそれは出てきます。まあ、暫くすれば、水の泡の如くその考えもどこかに消えてなくなるでしょう。
ただ、これが出てきたことにより、人間の価値観が大きく変わってくることにはなるでしょう。では、どう変わって来るのかというと、浮かんで来ることを述べてみましょう。
今後は、経営力、思考力、気づき、独創性、芸術性、瞑想、総合力、創造力、感性、情操、上品さ、総合力、ま合いを取る力、バランス感覚、皮膚感覚、本能、俯瞰する力、直感力、想像力、企画力、調整力、マン.マシーンインターフェース、正誤の判断力、決断力、ニュアンス、雰囲気、気力等の右脳で処理する人間力が大きくクローズアップされ、真に人間らしく生きるとは何だろうとか、幸せとは何ぞや、微妙さ、あやふやさ、人徳とは等の心に関連した価値が大きく表れてくるだろうと想像できます。
また、AIを人の生活にどう取り入れるかという能力が求められてきます。より、人間性がアップされてくるでしょう。単に暗記し覚えることの苦痛から解放され、分からないことは分かっているAIに聞けば済むことになるはずです。その為、社会の価値観は大きく変化せざるをえないでしょう。AIの進歩により、より人間力がクローズアップされてくるのは火を見るよも明らかでしょう。
機械と人間との違いがより鮮明になり、真の幸せとはなんだろうかと考えざるをえなくなるでしょう。思想とか、信仰とかの面も重要になってきます。
その為には、人類の幸せにむかって、いつでもゼロベースで考える本質的な生き方が求められるでしょう。
より人間的な人は尊敬されてゆく社会になると想われます。職業にも貴賤が出ざるをえないでしょう。消えゆく職業も出てくることでしょう。価値観が大いに変化していきます。より人間的になるのではと想っています。
過去のワットの蒸気機関の発明以来、人類は肉体苦痛を伴う単純労働からどんどん解放されて来ています。ゆくゆくは週休三日時代も来るでしょう。
そうすると三日の休日をどう人間らしく過ごすかという事になります。もう、その時代は目の前まで来ています。
人生は芸術であるといった人がいましたが、そうです。人生もそのスケールで考えていかないといけない時代に入って来た気がします。
今後は変化を肌で感じ取り、早く彼の気質に気づいた人が新しい時代を切り開いていくでしょう。