コロナ5年12月5日(ウクライナ、ロシア戦争3年)
北欧のスカンディナビア諸国、とりわけデンマークの社会福祉について、ネットで調べた際に驚いたことがあります。それは、介護を受ける人がほとんどいないという事実です。これは少し前、2011年から2012年頃の話ですが、その状況を知ったとき、衝撃を受けました。
日本では、高齢者が介護施設で点滴や胃ろうといった医療機器に頼りながら生活するケースが少なくありません。しかし、北欧ではそのような状態を「虐待」と捉え、可能な限り避ける方針をとっているそうです。こうした姿勢が、福祉政策に反映されているのはとても興味深いことだと思いました。
日本でも最近、「健康年齢」という言葉を耳にすることが増えています。健康年齢とは、介護や医療に頼らず、自分の力で生活できる年齢のことを指します。この概念は、北欧の福祉政策に通じるものがあるように思います。北欧の人々のように、最後まで自立した生活を送れることが理想です。
私自身、点滴や医療機器に繋がれたまま生涯を終えるのは避けたいと感じています。それよりも、健康年齢をできるだけ延ばし、自分らしい生活を続けることが目標です。こうした考えを深める中で、北欧の福祉のあり方が一つのヒントになるのではないかと感じています。