想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

人は自然を浴びて人となる

2009年09月02日 | インポート
人は自然を浴びて人となる
 世をあげて今は環境の時代である。本当はいつも環境を大事にしなくてはいけないのに、急に叫ばれることすら、おかしな気がする。空気や水と一緒でしばらく前までは無尽蔵にあると思われてきた。しかし、最近は…である。世の中に無尽蔵はない。やがて、枯渇する。打ちでの小槌はない。形あるものはいつかは壊れ、姿を変えてゆく。空気もなぎがあれば大風もある。心もころころ変わる。大和言葉を研究している知人は心という言葉は「ころころ変わる」から来ているといった。なるほど、一理あるなと思った。
 さて、「人は人を浴びて人になる」と、言う言葉がある。この時代、人をも含めて「人は自然を浴びて人になる」と、行った方がいいと思う。自然を見つめそれとの関わりの中で人間もあり、自然を大切にすることが人をも大切にすることになるんだから、人も地球上にいる生物や環境がよりよく保たれてこそよりよい生活ができるという、謙虚さを持つ時代になっている。我以外皆師である。自然は偉大な教師であり人類の友でもある。今後とも共生をしてかねばならない。
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