想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

注文が殺到、TVの影響か?

2018年06月03日 | エッセイ

 
震災8年6月3日

先日、一日の体を癒しお風呂に入っていた時のことです。スマホの音が次から次へと響いてきているではありませんか。スマホの中をもう一度整理し直さないと、これではスマホに使われてしまうなと、危機感を抱きました。後になってそのわけが分かりました。自家菜園を120坪ばかり持って趣味で色々な野菜を育てているのですが、エシャレットを試しに売りに出していました。その購入希望のメールの音でした。

一体何事が起こったのかと、耳を疑いました。後で、ネットを見て知ったことが、たまたま、その時刻に「たけしの家庭の医学」という番組でエシャレットの効能を放映していたのです。テレビの影響のすごさをまざまざと体験した次第です。

それこそ、ひっきりなしに購入の依頼が来たのです。ついに私も少しパニックになりそうになっていました。それで、これでは、皆さん迷惑がかかってしまうと、いったん注文をお断りすることになりました。世の中を知るために出品していたわずかばかりのエシャレットがこんなにも売れてびっくりです。それから、それは4,5日程続きました。それもそのはず、そこのサイトでは私だけしか売っていなかったのです。

生産地を色々調べましたが、茨城と静岡県がダントツで多かったです。ほかの県ではほとんど生産されていませんでした。もとは、ラッキョウなのに、ネーミングを工夫し、育て方や加工方法を変えるだけでこうも消費が変わるところが、不思議ですね。

当時は、毎日、エシャレットの皮むきをやっていました。お客さんの立場になって、どうやったらおいしく食べていただけるか、エシャレットの良さがでるか、自問自答しながらの数日でした。

その間、他の農園の仕事ができなくて、困ったのも事実でした。菜園の目的をしっかり押さえて実践していきたいです。

ああ、テレビの影響はすごいんだなとあらためて思いました。と、同時に資本主義の世の中とはこのような事かとあらためて実感しました。

高齢化社会のまっただ中、健康を気にする番組がいかに多いのかも知りました。世は、まさに健康ブームです。健康と認知症と名が付けば人々の関心が得られます。金儲けになります。資本主義とは欲望の世界でもあります。

人は、本能的なことに大きく引きつけられます。それが、欲望であります。また、欲望が目的となって手段であることを忘れ、過ちを犯す人がたくさんいるのもこの世の中です。お金も同じ手段です。このことを間違えないように肝に銘じて生きなければなりません。

私は毎日般若心経を唱えています。これは無き父の無言の教えでもあります。声に出し唱えることで少しでも人間本来の生き方を探っていきたという欲もあります。この中で、仏の教えもこの無の世界を教えています。

資本主義も欲望を手段として最終的には幸せという永遠の当為目標にいく一手段です。そのこと忘れて、欲望を目的化して何とも思わない人がいかに多いかと思います。

サントリーという会社がありますが、その中で健康分野もそこは扱っています。昔はサントリーというとお酒がメインだったのですが、今では、サプリメントの収入が大きく増加の一途をただっているのでは無いかと思われます。

今日の朝も、テレビを見ていると、ビタミンCのお話が、医者の説明を交えて流れていました。毎日毎日、健康をテーマにした番組のオンパレードといった感じです。知識に振り回されるのでなく、実行する人は一人ですので、地道にやり遂げる行動が大切です。

私もこの年になり、健康に関心がありますが、一番大切な事は番組でたくさんの知識を入れることではなく、いかに愚直に継続して長く、体力作りを続けることが一番だと思っています。

いくら、知識を詰め込んでもそれが目的で無いわけですので、それは所詮知識であり身体に影響を及ぼすこととはちがいます。健康情報は氾濫している様相を呈していますが、健康維持の為の大切なことが見落とされているような気がしてなりません。いくら知識は詰め込んでもからだが丈夫になるわけではありません。その分、迷いが生じ情報に振り回されてしまいます。

後は、愚直に行動のみです。そして、継続は力なりです。

百の知識より一の実践です。健康作りにはまず、地道に実践することが大切です。それが、メインであると確信して毎日少しでも体を動かしたり、脳みそにも刺激を与えるように心がけています。知識に振り回されると儲かるのはサプリメント業界だけが潤うというおかしな構図ができてしまいます。

確かに、確実に利益が上がるのは継続して飲み続けるサプリメントや薬でしょう。薬は所詮、人の自然治癒力を助ける事ぐらいに考えておけばいいでしょう。

大切な事は親からいただいた自然治癒力をどう引き出すかだと思います。目的は人様の幸せであり、自然治癒力を高めることです。それが、寿の命である寿命につながっていくのです。

寿命は神様がきめてくださるのですから、ことさら焦って必要でない物を口から摂取することもないでしょう。要は、自分の体をいたわって,どう、ここでその本来備わっているはずの自然治癒力を引き出し行動をするかということです。

乾布摩擦もいいでしょう。私は毎日、パンツ一丁になってやって足から体全体をタオルでこすります。そのことで、血液の流れが順調にいくと考えています。それは、体に流れているすべての体液が順調に流れている状態こそ、健康であると考えているからです。

ですから、健康を考えるとき、今、自分の体液は体全体をとどまることなく、スムーズに流れているだろうかと、よく内省します。

それと、欠かさないのが、ウォーキングです。体を動かすことによって、血液は隅々まで行き渡ります。酸素が毛細血管にまで、送られていくように歩くことを心がけています。ですので、その間、色々な動きを取り入れています。後ろジョギングもやる時があります。その時は、後ろに危険なものがないか、最大限の注意を払います。

趣味で野菜作りもやっています。野菜作りはできるだけ、その野菜の能力を引き出すことを考えています。人間で言えばその野菜の自然治癒力を最大限発揮させることです。その土地にあった物をまず作るようにしています。肥料も最小限の鶏ふんと苦土石灰です。ただ、鶏ふんには抗生物質も微量ながら含まれていることを、少し、気にかけて栽培しています。できれば、自然の草花の堆肥が一番いいんですが。この辺は今後の検討課題です。

卓球も週一でやっています。目的は健康づくりで色々な筋肉を動かし、血流を増やすためです。二時間ほどやっています。それから、放課後子ども教室でも卓球をやっています。つっつき、フォアハンド、バックハンドなどの基本練習と、リフティング、サーブなどの基本練習です。教えることは結果的に自分の技能向上にも効果があります。

最近は右脳の為にやっていた大谷選手ではありませんが、両手打ちもできるようになりバリエーションの幅が広がりました。ただ、左手はフォア打ちがまだ、今一歩という状態で、その克服が課題です。

卓球も健康の為にやり始めてこれで、二年たちました。どこかで、試合でもあれば出てみたいです。

また、多方面に関心を抱き、日々、好奇心を森羅万象のことに注いでいます。毎日が、一生であり、我以外は師であり、自然を偉大な教師と考え、そのお知恵を拝借するよう心がけているつもりです。

しかし、生身の体ですので、いつか、不具合が襲って来るかもしれません。そのときは、天の声として耳を澄ませ、その声に耳を傾けていきたいと常々思っております。

生あればいつか死は訪れます。そのときが、私の寿命であり、天命でもあると受け入れます。諸行は無常であり、一時たりとも静止していないのですから、だから、苦は楽の種、楽は苦の種になるのです。すべて、受け入れ、それが、自然の摂理であり、この世に生まれた時から背負って来た宿命でもあります。延命治療など考えていません。後は子孫に繋いでゆくしかありません。

 

皮をむくと、まるで、白い宝石のようです。我が家でも食べてみましたが、とても、しゃきしゃき感があり新鮮でエネルギーをもらえました。家族も大喜びでした。

 

こんな風にして、店では売られていました。どこのスーパーに行っても殆ど売られていませんでした。日本広しといえどもおかしな現象だと思いました。料亭などに直接卸しているのかもしれないですね。その仕組みは今の私にはわかりません。野菜の流れなどもまた、いつか、調べてみたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする