コロナ元年12月4日
最近やたらと、AIとかデジタルという言葉を聞く様になりました。AIの良さは素直に認めて、それのできない事に目を向けてみましょう。
①直感力
これは、単なる論理の速さだけではできないでしょう。一瞬にして本質にせまっていきます。教師をやっていた頃、これだけは特に優れていた子がいました。今頃どうしているのか気になります。これは結論に到達するのに論理よりも速いです。
②悟りを開く力
直感力の優れた子は、それに人生というエイジングをへると悟りの境地に到達します。直感を人の向かう方向に収束させた感じがします。
③感性
文字通り感じる事で理解します。そこには、情動の変化があります。生物としての息づかいも感ぜられます。これが分かると人の心がよく分かります。思いやりのある子はこの力が豊かです。
④情緒
感性で感じ取った諸々が集まった感じです。それが方向感を持った感じかなと想います。美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情。「情操を養う」「美的情操」
④情操
感情が洗練された状態です。そのエネルギーは人に道に外れていません。本当に人間性に溢れています。そういう人に接すると心の心底まで癒されます。
「情操」とは 高い精神活動に伴って起こる感情、 「情緒」より知的で安定感があり、持続できる情緒的態度。 美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心です。
⑤遊び心
人生には遊びの部分が大切だとよく言います。これは空間や間(ま)、休符を意味してます。家にも吹き抜けの部分があるから、リラックスできます。絵に描いたりんごも、白地の部分があるから引き立つのです。また、画用紙のどこにりんごを置くかで、絵の趣きが違って来ます。朗読などをしていると、強調したい前で一瞬間を取ります。これも、飛び立つ前に一瞬身体を縮める鳥に似ています。また、猫が獲物を狙う時によくやります。
⑥理解は段階を考えると、知的理解(AIの段階)情的理解、禅的理解と進んでいきます。最後は仏教の無我の境地ではないでしょうか。
⑦信仰(神)
最高に力があるものが信仰ではないでしょうか、理屈をもう超えています。人が何と言おうと信ずるものは救われるのです。私的には自然の摂理が神であり、信仰の対象となります。viva natureです。
⑧言霊
言葉にたましいを持つ、これなどもうAIでは到底できない事でしょう。
⑧芸術する心
これなど、到底AIではできないでしょう。人生は芸術であり、そこには全ての事が入っています。また、詳しくはいずれ考えていきます。
これから、デジタル庁ができ、色々と改革が進むでしょうが、日本の場合、現状を俯瞰しますと、暫くは簡単になるどころではなく、新旧入り乱れて、より複雑な世の中になる様な気がします。デジタル化すること、前提があまりにも奇々怪界だからです。ある面、税制面からでも、強制的にやらないとできない事だと想います。読み書きITの時代ですが、あまりにも個々のIT理解に差がありすぎます。ここをどう手当していくかの政府の力量が試されます。まとまりませんが、日頃から想っていることをコメントしてみました。