前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県若狭町でも住宅リフォーム助成実現へ。なれあい県政に喝!

2011年03月05日 | Weblog
昨日は、鈴木しょうじゅ市議や民医連後援会のみなさん、西村きみ子市議との街頭宣伝、地域訪問、相談応対などでした。
街頭宣伝では、初めての地域での演説も。わざわざ宣伝カーに近づいてきて、「さとうさん、がんばってください」との激励もいただきました。
ますます「一声入魂」で力がこもります。

わたしたちが、「ダムや新幹線工事よりも、県内の中小業者のみなさんに仕事がまわり、地域経済への効果が大きい」と福井県や福井市をはじめ県内各地で実現を求めている「住宅リフォーム助成」。
若狭町が新年度予算に盛り込んでいます。
共産党の北原町議の提案に理事者が応えたものでしょう。議会資料にも全国の取り組みについて商工新聞からの引用がされていました。
福井県や福井市でもぜひ!

     
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読売・・・・相乗り知事選 色出せず  オール与党化「チェック機能低下」批判も


「民主党も自民党も、今から、独自候補を立てるのは無理やろ」
知事の西川一誠氏の後援会(勝木健俊会長)と、福井経済産業政治連盟(会長=県経団連の川田達男会長)が昨年11月3日、福井市の福井商工会議所ビルで開いた政治資金パーティー。西川氏が知事選への事実上の出馬表明を行い、ある陣営幹部は勝ち誇った表情で記者に耳打ちした。
「2大政党から仮に推薦がもらえなかったとしても、この段階まで来れば、党色を出さない“県民党”としてでも十分に戦える」

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 西川氏は参院選後の昨年夏以降、県内17市町にある約20か所の後援会支部で、“2期8年の実績”をアピールする「県政報告会」を開催した。各支部は、地元の市町長や経済界関係者を中心に組織する選挙戦に向けた実動部隊だ。西川氏の3選出馬への意向は、この〈地域行脚〉で十分に示されていた。

 「幹部を中心に労働政策の評価が高い。推薦依頼は出ていないが、連合福井として方向性を見いだしたい」(馬場修一・連合福井会長)
 「温かい評価に心から感謝する」(西川氏)

 民主党の支持母体である連合福井の定期大会(昨年10月27日)で、馬場会長は、まだ出馬表明していなかった西川氏の推薦を示唆する発言をいち早く行った。自民党の山本拓衆院議員(福井2区)が出馬に意欲を見せ、民主党県連関係者が水面下で独自候補を模索する動きもある中、まるで政党の動きを封じるかのように、県経団連、県農政連(山田俊臣会長)なども次々と西川氏への支持を表明した。

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 政党推薦は2月に入り、公明、自民が決定、民主も推薦の方針。各党とも、西川県政に失政がない点を挙げており、2大政党の相乗りについては、「政党と地方行政はある程度歩調を合わせないといけない」(自民)、「安定した政治という県民益を優先すべきと判断した」(民主)などと説明する。

 民主党本部は原則、相乗りを禁止しているが、党県連幹部は「連合との信頼関係を断つほど県内の基盤は強くない。勝てる人材がいない。みんな自分の選挙で精いっぱいなのが実情」とこぼした。

 一方、政権奪還を目指す自民党内からは「日頃は『現職ではあかん』という県議もいるのになれ合っているとしか見えない」(県連関係者)や「政党色を出せない選挙をやってどうするんだ……」(党員男性)という不満もくすぶっている。

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 知事選(3月24日告示)は共産党新人・宇野邦弘氏と一騎打ちの公算が大きい。西川氏が圧勝した前回と同じ構図だが、北陸新幹線の県内延伸や高速増殖炉「もんじゅ」、足羽川ダム建設の是非など争点を明確にした意義がある。

(2011年3月3日 読売新聞)・・・・・・・・・


  なれあい県政数十年。課題が多いこの時期にも、自民党、民主党のなれあいがつづく。
なんというか、「選挙」というのはある意味、地域の活力をあらわすものだと思いますね。
それぞれの政治勢力が福井の未来を語り、有権者の審判をあおぐ。
なれ合いがつづき、福井の活力も低下しているのではないでしょうか。

もっとも、県民不在の新幹線推進や、危険な原発推進など自民党と民主党に福井県の重要政策での違いがないのが根本問題ですが・・・。
知事選でも県議選でも対決軸はオール与党 VS 日本共産党、です。