前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発推進のオール与党県議会を変えよう!山下よしき参議院議員を迎えて福井市で演説会。

2011年03月14日 | Weblog
昨日は山下よしき参議院議員にきていただいて福井市民福祉会館での演説会でした。パワフルなお話!会場での東北太平洋沖大震災被災者救援募金も18万円集まりました。ありがとうございました。

光陽生協病院の平野院長、宇野知事予定候補、西村・鈴木市議とともに私も訴えました。
私は、オール与党で危険な原発推進の福井県議会を変えよう、と訴えました。命をまもるたたかいです。応援おねがいします!

演説会のあとはひきつづいて、福井駅前で10数名の青年の皆さん方との大震災募金の訴えに参加しました。
募金箱をもち募金をよびかけますと、若い女性が5000円、1万円と募金箱に募金していくことに驚きました。この募金活動では12万円を超える募金が集まったそうです。
日本中が悲しみ、「できることをしたい」と願っている・・・と強く感じました。

      
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●国土問題研究会の専門家の意見です・・・・・・・


東北地方太平洋沿岸は、世界的に見て、もっとも地震・津波災害対策が練られ、とられていた地域であった。想定されていた津浪高は、充分に大きく想定されていた。何故、それでも、大きな被害を生じたのか。


1:この地震と津波は想定されていなかったか。
宮城沖に巨大地震が起こる確率は、30年以内99%という高い数字が出されていました。ただし、”宮城沖”という名前につられて、長さ数100kmという広い範囲で断層が動きうることは、私も、あまり意識してなかったようなきらいがあります。起こってみれば、何も不思議なことが起こった 
わけではありません。 

2:堤防の高さなどは充分だったか?
気仙沼、大船渡など、三陸海岸については、正直なところ、私には今のところ謎です。陸前高田、宮古その他、いくつもの市が潰滅的被害を受けるとは想像でいませんでした。気仙沼には、昨年、現地シンポに参加し、津波防災への”官民”挙げてのとりくみに感心したばかりでした。
あるいは河川や港湾の堤防設計に問題があったのかもしれませんが。
宮城県の沿岸は、国土地理院のGPS観測によれば、地殻変動で地盤が70cmほど下がったようです。そのため、堤防を津波が越えてしまったことが考えられます。津波が収まった後にも、海水が、引かないところがあるのも、地盤が下がっているからでしょう。この可能性は、地質学専門家は気付いていて当然なのですが、私は忘れていました。・・・・・




   たしかに、地盤沈下すれば想定された津波高を超えることもあるでしょう。
東電社長が、「施設は地震の揺れに対しては正常に停止したが、津波の影響が大きかった。津波の規模は、これまでの想定を超えるものだった」と話していますが、日本共産党は国会などでも大震災時の津波災害にたいする原発の不備を指摘してきました。わたしも県議会で質問したことがあります。福島原発地点でどの程度の地盤沈下があったのか、私にはわかりませんが、「このような言い訳は聞きたくない」という気持ちです。

わたしたちは「原発大事故 つぎは日本」という警告をだしてきました。そのことが不幸にして現実になりました。
被災した原発について、これ以上の災害発生を食い止めることを最優先。そして、いまある原発の総点検。あらたな増設の凍結、「もんじゅ」は永久停止を求めます。