前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

医療費助成拡充、に若いお母さん大喜び。笹木衆議院議員・橋下知事の「新幹線論」は問題

2011年03月07日 | Weblog
     昨日は、西村きみ子市議、鈴木しょうじゅ市議、後援会の皆さんと地域訪問活動、懇談会、街頭宣伝などでした。
地域訪問では、若いお母さんたちと対話。「医療費助成を中学卒業まで実現」「小中学校、幼稚園に3年計画でエアコン設置」の朗報にみなさん喜ばれています。民主党政権の混迷の中で、着実に市民本位の政策を実現していく日本共産党です。
     亡父とおなじ職場で働いていたという方も。「お父さんには仲良くしてもらった。応援するからがんばれ」と激励をいただきました。

西村きみ子事務所での地域懇談会では、「新幹線は本当に福井にいらないのか」「TPPで福井の農業や県民の暮らしはどうなる」など参加のみなさんの質問に私や西村市議がお答えしました。「友人の家で懇談会のチラシをみて参加した」「散髪をして参加した」など 熱心な参加のみなさん、ありがとうございました。


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朝日・・・・北陸新幹線延伸「米原案応じるべきだ」 笹木文科副大臣
             2011年3月6日

 北陸新幹線の敦賀以西の延伸をめぐり、大阪府の橋下徹知事が「米原ルート」を推していることについて、文部科学省の笹木竜三副大臣(民主党県連代表代行)は5日、「費用対効果を考えれば、応じない選択肢はない」と述べ、同ルートが延伸認可に最も有利に働くとの考えを示した。

 福井市内であった自身の政治資金パーティー前の記者会見で語った。笹木氏は、北陸新幹線と同様に新規着工を求める北海道、長崎の両新幹線の整備計画と比較した上で、敦賀―大阪間のルートを早く決定することが、延伸を認可する国土交通省の判断に有利に働くと主張した。

 沿線府県の財政負担が大きな課題として残るが、米原ルートの場合、橋下知事は大阪府が京都府と滋賀県の負担額を肩代わりする方針を示している。西川一誠知事は「敦賀以西は国が決める問題」と主張している。笹木氏は「福井や敦賀で止めても、経済、投資効果の面で不利になることは明らか。(橋下知事の)提案に乗らない選択肢はない」と話した。・・・・・




      笹木氏は「もんじゅ」担当の副大臣らしいが、「福井に新幹線がこないなら、もんじゅを停める」とは言えない。
しかし、なりふりかまわぬ新幹線推進は自民も民主も変わらない。

橋下知事の提案では、福井県の負担も本来の負担額より大幅に増額されることを笹木氏は県民にどう説明するのか?

米原接続では、県民からすれば関西へも「乗り換え必要」な新幹線であり、関西へはいまのサンダーバードの方が便利、名古屋へはいまのしらさぎの方が便利ではないか。
新幹線で、サンダーバード、しらさぎ、がなくなることの方が県民・利用者にはデメリットになるのではないか。鯖江では現在、停まる特急もあるが、新幹線駅はなく、利用者は不便になる。

      県民・利用者の利便性を軽視して新幹線熱病にうかれてはならない。

なにより少なくない県民は、いま新幹線を求めていない。

この県民の声を聞かない政治家が多すぎる。


      それにしても政権がピンチのこの時期に、副大臣が政治資金パーティとは・・・・・・。総選挙にらみ?