前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県発注の公共工事でダンプ労働者が要請行動。「原発なくして」と新日本婦人の会が要請行動。

2012年03月22日 | Weblog
    昨日は福井県への要請活動に午前、午後と同席しました。
午前中は、ダンプ労働者の福井県への要請行動。全日本建設交運一般労働組合 北陸ダンプ分会(220人)の辻猛委員長、同 北信越地方協議会 杉崎雄喜ダンプ部会長ら4人が参加。県側は玉村土木管理課長ら3名が応対しました。

辻氏らは、県発注の工事で不当に安い単価や手形払いが提示されている問題で、「発注者として、元請けに建設業法19条3項を遵守するよう指導をしてほしい」「ダンプの一日常用単価を原価=直工事費どおり支払うよう指導を」などを求めました。

私もダンプ労働者の実態を詳しく聞き、末端単価がどうなっているのか、など公共分野の仕事では県が「監督」する必要があると痛感しました。

    私は、東日本大震災のガレキ処理事業に関わる共産党の国会質問で、積算単価の公表や、下請け・末端業者に元請けから支払った金額の報告義務を指針に盛り込むよう求めたのに対し、環境大臣が「ご指摘の点もふまえ、適正で実効性のある指針を策定したい」と答えた態度と比べ、県の無責任な態度を批判し、県の責任ある調査を求めました。

低い落札価格のため、末端の県内業者が泣くようなシステムは見直しが必要ですし、県も県内業者が「営業、生活ができるかどうか」に配慮すべきでしょう。

    ところで、辻猛委員長は陸前高田市へのがれき撤去のボランティア活動などでマスコミでも紹介された方です。先日も、知らない方がたずねてきて5万円をとどけてこられたそうです。
今月末にも支援物資をもって現地入りするとお聞きしました。わたしども日本共産党も継続した現地支援活動を続けていますが、労働組合のみなさんのこうした継続した活動には頭が下がります。


    午後は、新日本婦人の会のみなさんが福井市内をパレードして、福井県に大飯原発再稼働やめて、原発なくして、と要請しました。原子力安全対策課長の岩永さんに一人一人の思いを書いた要請書を読み上げながら手渡し。課長も、「え、一人一人から受け取るのですか」と驚いていましたが・・・。熱気あふれる行動でした。


    いよいよ25日、日曜日は福井市で「大飯原発再稼働やめよ」の集会が開かれます。

25日午後1時 福井県庁横の福井市中央公園。ぜひ、お集まりください。