monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「常の心」用例

2015年08月07日 | 日本国語大辞典-た行

 「常(つね)の心」という用語は「常に変わらぬ心。平常心。」という意味で、日本国語大辞典・第2版では、『徒然草』(1331年頃)からの例を早い例としていますが、386年ぐらいさかのぼる用例があります。

ねになきてわびしとおもはぬ程なれど常の心にかはりけるかな
(19・貫之集、759)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、70ページ

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