monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「庭の訓(おしえ)」用例

2015年08月10日 | 日本国語大辞典-な行

 「庭の訓(おしえ)」という用語は「家庭の教訓」という意味で、日本国語大辞典・精選版では新千載和歌集(1359年)の和歌を早い用例としてあげていますが、もっとさかのぼる用例があります。

傳へくる庭のをしへのかたはかり跡あるにたに猶まよひつゝ
(巻第百七十二・弘長百首、雑、述懐)
塙保己一編『群書類従・第十一輯(訂正三版)』続群書類従完成会、1993年、310ページ

ききおきし-ことのはことに-わすれぬは-にはのをしへの-あきのしらつゆ
(嘉元百首・929~日文研HP和歌データベース)

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