「山の尾」という用語は「山の峰。山の稜線。」という意味で、日本国語大辞典では「頼基集」〔11C初か〕の和歌を早い例として挙げていますが、さかのぼる用例があります。
山のをのかづらはたえてなけれどもこゑはのこせりきく人のため
(4・古今和歌六帖、第五、こと、3387)
『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』角川書店、1984年、239ページ
めのおよぶ山のをちかきゆふまぐれおりゐる雲ぞしるべなるらし
(66・為頼集、1)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、217ページ
「山の尾」という用語は「山の峰。山の稜線。」という意味で、日本国語大辞典では「頼基集」〔11C初か〕の和歌を早い例として挙げていますが、さかのぼる用例があります。
山のをのかづらはたえてなけれどもこゑはのこせりきく人のため
(4・古今和歌六帖、第五、こと、3387)
『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』角川書店、1984年、239ページ
めのおよぶ山のをちかきゆふまぐれおりゐる雲ぞしるべなるらし
(66・為頼集、1)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、217ページ