monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「群霞・叢霞(むらがすみ)」用例

2018年01月27日 | 日本国語大辞典-ま行

 「むらがすみ」という語の日本国語大辞典の用例年は1346年ですが、さかのぼる用例が複数あります。

眺めつるよもの木末のむら霞ひとつに成ぬ春雨のくも(585ページ)
かつらきやくめ路の谷のむら霞とたえは橋に限らさりけり(590ページ)
(巻第三百八十二・正治二年院御百首)
『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』塙保己一編、続群書類従完成会、1983年

01845 慈円 
ひはりあかる-はるののさはの-あさみとり-そらにいろこき-むらかすみかな
(夫木抄)~日文研の和歌データベースより

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする