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古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「日本古典文学」のカテゴリーに天象・坤儀、禽獣、草樹、人事を新設

2021年02月12日 | 日本古典文学

 今まで季節表現に限定して古文用例を集めてきましたが、季節に関係ない事物もテーマごとに文例を集めていこうと思います。
 テーマというと、天文・気象、植物・動物、生活、学芸、言語、宗教、地名など。ですが、古語で集めるので、分類も古文っぽくしてみようと思います。

  天象・坤儀、禽獣魚虫・草樹、人事。

 「人事」部は、「ひと」に関してなので、人体語彙から始まって人間関係や、行動、感情、感覚など広い範囲なので、更に細別することになるでしょう。
 地名に関しては、すでに市販の歌枕辞典的な書籍はいろいろあるので今さらなのですが、摂津国とか出雲国とか国別に集めてみたいので、一覧だけは作りたいです。
 説話・伝承に関しても、和歌題材になってるので、集めるつもりです。
 仏教用語は勉強しないと駄目ですね。

 季節感のある事物はすでに集めたので、季節感のないものを集めていこうと思います。年代としていつまでかというのは、江戸時代は含まず、室町時代までにするつもりです。
 和歌以外も散文も収集。ツールとして「ジャパンナレッジ」とか有料サービスを使うという手もあるのですが、とりあえず地道に今までどおり、図書館も活用しながら収集・分類していきたいです。最近購入した「いろは順歌語辞典―有賀長伯『和歌八重垣』―」(三村晃、和泉書院、2018年)には、自分が知らなかった語彙がいろいろ載ってるので、活用するつもり。
 過去、「唐物の使」とか「天人が袖で石を撫でる(刧)」で集めたものが、今回の分類で割り当てできそう。「日本国語大辞典」の日国友の会の用例探しで集めた用例が転用できます。2014年の七十二候ブログはどうしようかしら。削除した方がよいかな。
 考えたら、今まで集めた春夏秋冬の用例も、桜なら「草樹」カテゴリで、賀茂祭なら「人事」カテゴリに割り振るべきなのかも。しかし、そうすると、季節でまとめられないので、これはそのまま残します。時間が有る時に、今まで集めた用例を、今回の新設カテゴリにそれぞれ載せていこうと思います。


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