monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

片し貝(かたしがひ)

2021年08月10日 | 日本古典文学-禽獣魚虫

さてもまた-なほあふことは-かたしかひ-ならひふしても-なににかはせむ 
(新撰和歌六帖-知家~日文研HPより)

 恋三人
我恋はたゝみつふするかたし貝みなあふ事のなきそ悲しき
(惟宗広言集~群書類従15)

いせしまや-ふたみのうらの-かたしかひ-あはてつきひを-まつそつれなき 
(建保名所百首~日文研HPより)

たのみつる人はなぎさの片し貝あはぬにつけて身を恨みつつ
(海道記~バージニア大学HPより)

思はぬ方に波ぞよせくる
 いたづらに逢はでむなしきかたし貝
(菟玖波集-從二位行家~バージニア大学HPより)

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