本日は午後東京を出て大阪に。大阪では珍しく平日の夜のセミナーで金を取り巻く金融環境を中心とした話。ちょうど、いろいろタイミングはよかった。
さて昨夜のISM製造業景況指数だが予想値55に対し結果は50.9。50が拡大と縮小の分岐点になるが、50.9は09年7月(49.0)以来の低水準。米国での製造業の活動の勢いが落ちていることを示す。とくに細目を見た場合、新規受注指数が49.2と09年6月以来はじめて50を下回ったことが良くない。というのもこの項目が景気に6ヵ月先行すると見られていることによる。いわば株式市場が景気の先行指標とされるのと似ている。
ここに米4-6月期GDP速報値が振るわなかったことが被さることで、どうしても異例の低金利を含む米国の金融緩和策が長期化するとの見方がさらに高まりことになり、必然、金が買われることになる。しかし、この先雇用統計まで走れば要注意。
本日のセミナー初めて参加いただいた方は、一般的な話ではなかったので中には驚かれたかも知れませぬ。
普通じゃ有りませんね
Goldも倍返し達成 調整が怖い・・・