亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

コラボレ相場

2005年06月18日 15時14分23秒 | 金市場
さてGoldは商いを伴って上昇継続。4月26日の439ドルを上回って440㌦の引け。昨日書いたようにTrend-followerの登場でロングが積み上がり始めている。流れとしては、いつものパターンだが、環境はやや異なる。基本ベースで通貨不信的な要素が感じられる。急伸の後なので来週は内外で利食いモードが大勢になりそう。その後の揉み合いに足元の環境がどの程度影響するかということですな。分かったような分からんような表現だけど。それにしても予想はされていたものの、アメリカの1-3月期経常収支の赤字額1950億㌦と改めて聞いて唸ってしまう。この数字はスゴイね。以前は年間ベースでこの規模の数字に驚いていたわけで、う~ん・・・。これだけの赤字を出していること自体が、ドルの過剰供給のような話なのでこれは原油も金も上がるわね。
その原油が高値更新。ここにきて早晩そうなると思われていたので驚きはないが、やはりファンドがネット・ショートに転じても下がらず、ロングに手を変えたとたんに新値更新というのも需給要因と金余りの“コラボレ相場”は強い。ファンドはWTIとガソリン、ヒーティングオイルなど製品を同時に買い上げる形で“共鳴現象”を起こすことに成功している。気が付いたらドバイ原油までこんな水準か!この価格は我らの国の問題だ。原油については改めて考えることにしよう。
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2 コメント

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原油の怖さ (ぶる)
2005-06-18 19:11:56
WTI/DUBAIの価格差は昨年秋で

バレルあたり13ドルまで拡大しましたが、

今はなんと5ドル。これは平時のスプレッドです。今NYMEXの原油と製品価格差はバレルあたり10ドルです。がしかし、これでも製品需要は減退の兆候はなし、ファンダメンタルズオンリーの相場つきです。
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製品需要 (K)
2005-06-19 14:12:51
需要好調の先を読むのが「マネー」の世界。机の上で作られた価格を追認する、しないを実需が判断。必要なものを確保できないのではという見通しから、夏場からヒーティングオイルが高い。米海洋気象局の予報ではこの夏、規模の大きなもの2個を含め6~8個のハリケーンが米国の製油所のメッカを襲うとのことです。   
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