昨夕からの怒涛の上げ相場を見ていて思うのは、このところの銀を中心に銅などのベースメタルにまで広がったメタル全般の上昇から、原油からガソリンに来ているエネルギー部門、そしてエタノールを囃すコーンなど穀物というふうに、同時多発的な上昇相場がお互いに共鳴しているということ。含み益を手にしてリスク許容度の上がったファンドが、果敢に買い攻勢を掛けている姿だ。それが結局、金価格の揚げ足を加速させ、慌てたショートカバーを巻き込む形で怒涛の展開をもたらした。この拡がりが、ドバイなど中東湾岸諸国の株式市場の急落の後に起きていることも興味深い。偶然の一致ではなかろう。一度抜けた資金は、さりとて行き場も無く馴染みのエネルギーあるいは金などメタルに入っていると考えることができる。そう見ると日本株の堅調展開もその構図のなかにあるのではないか。聞くところによると、都内の不動産市場にも“王子さま”の資金が入っているんだと。金市場は当然利益確定の売りものが出るだろうが、それをこなしてさらに上をというのは、まぁ通常の展開というところ。ただ少し気になることもあるのだが、それはこの週末にでも改めて取り上げようかと・・・・。
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少しばかり気がかりです。
INDUよりましですが、TRANXもそういう視点で見れば???なところです。
世界的上昇相場のエンジンですから様子見すべきときなのかも知れません。
今回の下げがいい調整で終わって欲しいですね。
「少し気になること・・・」期待しております。