亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

イベント通過で動き易く

2006年07月02日 15時54分24秒 | 金市場
週末を掛けて大阪、京都と出ていた関係で未更新となってしまった。特にFOMC結果発表の当日は、そのままニューズレター原稿があり、移動中にそちらを仕上げねばならず、こちらでは触れられなかった。まぁ結果に関しては織り込まれていた範囲内ということだが、0.5%の利上げを予想する声も高まっていたので0.25%は目線を変えたら“緩やかムード”を醸し出し、従来にない文言がそれを更に後押しした。26日に「なんとか29日を通過させてスッキリさせてくれぃ!」としたのだが、やはり金市場はイベント通過で灰汁(アク)抜けした感じになった。前日比27ドル以上の上昇と週末の上げは派手ではあるものの、独立記念日休日モードの間隙を縫って煽られたというところ。先方がカリブ海クルーズだ、遠出のドライブだと騒いでいるうちにアジアがこの上昇をどうこなすか見もの。そういえばETFだが、streetTRACKSが残を増やし371トンに。これで470㌧、バークレーズの41㌧を加えると511㌧と斬増ペースが続いている。

サンケイ新聞社が冠の大阪の金セミナーは、盛況だった。220席は満席だった。終わった後の質問も多かった。

日が差したり、降ったりの東京は妙な天気。部屋の中は蒸暑い。早くも7月。以前撮ったものだけど夏らしい絵を載せておきましょう。

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