
欧州中銀(ECB)の定例理事会は、予想通り政策金利は据え置かれ、緩和的金融政策は継続ということでユーロは対ドルで弱含みに推移。アジアの時間帯には94ポイント近くまで売られていたドル指数(DXY)だったが、結局5営業日ぶりの高値となる94.77で終了。その裏側で金市場では、ファンドと見られる売りが継続し、静かに水準を切り下げながら相場は進行した。NYコメックスの通常取引は、前日比6.10ドル安の1225.70ドルで終了した。このところ、過去最大規模にショートが膨らんでいるので、本日(日本時間の明朝)発表されるCFTCのデータがどうなっているか。さらにショートが積み増されていそうだが。。。
本日は日本時間21時30分に米4-6月期GDP速報値の発表。市場予想は前期比年率4.1%の伸びとなっているものの、上振れを指摘する見方も多く、ドルと米長期金利の押し上げ材料となっていることも金市場には逆風となっている。
トランプ大統領は、26日のアイオワ州ペオスタの集会で「金曜日にGDPが発表される。5(%台)との予想もある」とし「非常に近いかもしれない。そうなる可能性もある」と述べたと伝えられている。その後の米鉄鋼大手USスティールの製鉄所で開かれた集会での演説では、「きょう実際に5.3%と予想した人がいた」、しかし「私はそうなるとは思わない」、「4%台と発表されればうれしい。3%台だった場合、3.8や3.9、3.7なら問題ない(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版)」とやや修正したような表現に。
事前にこの手をするのは先日も書いたので割愛するとして、ちなみに連邦準備理事会(FRB)の下で12行ある地区連銀のうちの1行、アトランタ地区連銀が独自のモデルで計測し発表しているGDPの予想値「GDP・Now」によると26日時点で+3.8%となっている。これは7月18日発表分の+4.5%から大きく下方修正されたものとなっている。この日発表された6月の耐久財受注などの数字が予想を下回ったことを反映させたとしている。
果たして結果はどうなるか。上振れを予想する向きがここまで多かっただけに興味深い。
本日は日本時間21時30分に米4-6月期GDP速報値の発表。市場予想は前期比年率4.1%の伸びとなっているものの、上振れを指摘する見方も多く、ドルと米長期金利の押し上げ材料となっていることも金市場には逆風となっている。
トランプ大統領は、26日のアイオワ州ペオスタの集会で「金曜日にGDPが発表される。5(%台)との予想もある」とし「非常に近いかもしれない。そうなる可能性もある」と述べたと伝えられている。その後の米鉄鋼大手USスティールの製鉄所で開かれた集会での演説では、「きょう実際に5.3%と予想した人がいた」、しかし「私はそうなるとは思わない」、「4%台と発表されればうれしい。3%台だった場合、3.8や3.9、3.7なら問題ない(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版)」とやや修正したような表現に。
事前にこの手をするのは先日も書いたので割愛するとして、ちなみに連邦準備理事会(FRB)の下で12行ある地区連銀のうちの1行、アトランタ地区連銀が独自のモデルで計測し発表しているGDPの予想値「GDP・Now」によると26日時点で+3.8%となっている。これは7月18日発表分の+4.5%から大きく下方修正されたものとなっている。この日発表された6月の耐久財受注などの数字が予想を下回ったことを反映させたとしている。
果たして結果はどうなるか。上振れを予想する向きがここまで多かっただけに興味深い。