福島原発事故の要点は注水作業をいかに進めるかに絞られているが、時間の経過とともに放射線量が上がりアクセスが難しくなり、打つ手がなくなりつつある。打つ手がなくなったゆえに弊害には目をつむり選択したと見られるヘリからの放水(散水?)もアクセスの問題で延期。東京で働いている主に欧米系の人々の国内西方や海外への疎開が週初めから回りで話題になっている。もちろん国内メディアでは取りあげられないが・・・。ヘリでの散水の代替案として今夕刻には警視庁の超高圧放水車の出動を決めたとのこと。超高圧放水は放水の本職の消防に勝るのか?また施設へのアクセスは可能なのか?該当の機動隊には出動命令が出ており条件がそろえば今夜にでも注水開始・・・・とのことだが、条件はそろうのか?いずれにしても危険現場に赴く従事者には敬意を払わねば。
さて日本の混乱の中でかのFOMC(連邦公開「市場委員会」もほとんど注目されなかった。もっとも4月の会合が要注目ゆえに前哨戦となる今回の会合は、事前に米系有力投資顧問が「今回の会合では、長期間、異例の低水準(exceptionally low levels……for an extended period)が声明文から削除される可能性あり」としたことが注目された程度。昨日書いたが、やはり変更はなかった。このところの米国マクロの好転もあって景気判断は上方修正した。雇用環境の改善も指摘。ただしこのところ下がった失業率だが、FRBが考える水準に程遠いという認識は変えず。住宅市場は引き続き弱い。
その住宅関係のデータのひとつ住宅着工件数が今夜発表された。結果は予想57万5000件に対し47万9000件で前月比22.5%減で10ヵ月ぶりの低水準。おまけに過去2番目の低さ。住宅市場の低迷を印象付けた。
昨日、岩盤がせり上がっており深くないと思われると書いた金はこの時間、1400ドル台復帰。金よりドル円の動きに要注目か。ポルトガルも燻っている・・・。
外国人は出国ラッシュとあるが、原発が危険な状態になってきているのかそうでないのか、海外にいると実感としてわからない。
yahoo義援金が10億円集まったというが、私も少しばかりの参加をさせていただいた。これに乗じた火事場泥棒も出現しているのかもしれない。
しかし、原発事故の対応と結末は誰にも予測は出来ません。諸外国から支援が有りますが、反面、日本脱出のアナウンスと対応をしています。
株式市場の外資は原発事故の内部情報、機密情報で結末を知って売り叩くか、猛烈に買い始めるかではないでしょうか。
日本国民が心配している中、虎視眈々と狙っているハゲタカがいるのでしょう。
原発事故の国民向け情報開示が十分でないのに外資のハゲタカには漏らす事が無いようにして貰いたいです。
沈没する日本から逃げ出すか復興する日本を安く買い叩くかのポイントではないでしょうか。
大切な日本を守りたいですね。
マスコミが報じない何百人もの凄惨な死体処理現場(火葬・土葬)や生命を賭してただ使命感のみから孤独で、絶望的な原発処理作業を強いられている作業員たちの凄惨な作業が想像されて心が痛む。
菅、枝野ほか司令塔は睡眠を少しはとって常時冷静で理性的な判断が可能なような状態を維持して欲しいものだ。