富山県高岡市の駅前から射水市の越ノ潟までを、第三セクター鉄道である万葉線㈱の運行する、万葉線が走っています。10kmの路線です。最近、様々な雑誌でも取り上げられており、有名です。

高岡駅前に新型の車両が入ってきました。



万葉線は高岡駅前から六渡寺までが、軌道法に基づくもので、六渡寺から越ノ潟までが地方鉄道法による鉄道だそうです。地下鉄でも、軌道法に基づくものと地方鉄道法に基づくものがあります。札幌市営の地下鉄は地方鉄道法によっていますが、大阪市営地下鉄は軌道法だったと記憶しています。

この違いは、富山地方鉄道射水線が1966年、富山新港の建設に伴い、分断され、西側の部分が加越能鉄道に譲渡されたことが原因です。
加越能鉄道が路線を廃止し、バスへの転換を図ろうとした際、富山県、高岡市、旧新湊市が協議し、将来に向けて存続させる意味があるとして、第三セクターの万葉線㈱が営業譲渡を受け、平成14年4月1日から運行させています。

広小路の電停で、電車を待っていました。

高岡駅に向かう電車が行きすぎました。

下は下車した、新能町電停を出ていくところです。

列車内は下の写真です。

本日、8月30日(金)、万葉線は降雨による冠水で、中新湊~越ノ潟までが、バス代行になった時間があるようです。

現在、万葉線では、ドラえもんトラムが走ったり、ビール電車が走っているようです。ビール電車は、25名までで、5万円の貸切です(ビール、ウーロン茶は飲み放題、つまみ等は持ち込み自由です)。


