11月7日(木)は、東京都八王子市のホテルを出て、朝一番の普通列車で甲府に向かいました。甲府駅からバスで湯村温泉に着きました。そして、湯村温泉郵便局から訪問を始めました。
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甲府市・甲斐市・南アルプス市・甲斐市と歩きました。訪問したのは、次の17局です。
湯村、羽黒簡易、甲府山宮簡易、甲府千塚町(以上、甲府市)、松島、敷島上条、双葉竜地、双葉、本竜王簡易(以上、甲斐市)、田之岡簡易、御影簡易、白根百田、白根、白根今諏訪(以上、南アルプス市)、玉幡、竜王榎、竜王(以上、甲斐市)
トップの写真は、5522局目となった、藤巻酒店併設の本竜王簡易郵便局です。
甲斐市や南アルプス市はあまり聞きなれない市です。甲斐市は旧竜王町、旧双葉町、旧敷島町が2004年9月1日に合併してできた市だそうです。南アルプス市も同様で、2003年4月1日、旧櫛形町、旧若草町、旧白根町、旧甲西町、旧八田村、旧芦安村の6町村が合併しでできた市です。
紅葉の進む道は美しく、歩みが早かったです。
予定より30分以上早く、午後3時5分過ぎに、下の写真の西八幡簡易郵便局に着きました。
しかし、ハプニングです。このドアが開きません。
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「アレッ!」と思って、横の営業時間を見ると15時まででした。「やられた!」という感じです。簡易郵便局の中には、9時から15時が営業時間というのがたまにあります。また、土・日・祝以外にも休みという局があります。甲斐市の中の局にこのように営業時間が短いものがあるとは思いもしませんでした。
歩いていて、子ども飛出し注意は多いが、老人飛出し注意は珍しいと思ったのは下の写真です。
良く見ると、飛出し注意は書いていません。
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老人注意でしょうか。反対側には女性のものもありました。
珍しい警戒標識だなと思ったのが、下の写真です。
小型特殊車両注意です。この辺りは果樹園等が多いからでしょう。
甲斐市と南アルプス市の間には、釜無川が流れています。昔から暴れ川だったようです。常に流路を変えていたそうです。その流路の移動を停止させ、治水を進めたのが武田信玄だそうです。
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築かれたのが、信玄堤です。
霞堤と呼ばれる、不連続な築堤です。流路を安定させることができ、遊水地と組み合わせることで、洪水も防止できるそうです。そして、河原を農地に変えることができたそうです。トップの写真の本竜王簡易郵便局のある辺りも、こうして生まれた土地だそうです。
上の写真に3角形のものが川の中に設置されています。聖牛と呼ぶ洪水時の水の勢いを抑制する、制水工だそうです。説明がありました。
この聖牛は、武田信玄が考案したとも伝えられているそうです。釜無川のものは、中規模の中聖牛だそうです。
急峻な山から海まで、距離が短く、河床勾配が急な日本の河川。そして、引き起こされる度々の洪水。それを防ぎ、農地を拡大することが、戦国大名にとっても大事なことだったのだと思います。