一昨年前、2013年12月8日、私は京都の嵐山に初めて行きました。そして、その晩秋の風景を堪能しました。その後、ホテルで京都伏見の酒をいただきました。翌日は、京都市伏見区の郵便局訪問を予定していました。
最初にいただいたのは、トップの写真の「キンシ正宗」です。
醸造しているのは、キンシ正宗㈱です。初代松尾久兵衛が、今の中京区で天明元年(1781年)に創業したそうです。明治13年(1880年)、名水を求めて今の伏見に進出しました。蔵の中にある井戸「常磐井」は、名水百選に選ばれた「御香水」と同じ水脈だそうです。工場では、毎時70トンも揚水しているそうです。
キンシ正宗㈱は、昭和52年(1977年)、業界に先駆けて、紙パックの日本酒を商品化したそうです。創業地の中京区の蔵や建物は保存され、平成7年(1995年)に堀野記念館という博物館になっています。そこでは、現在、古い蔵のひとつで地ビールが醸造されているそうです。
もう一本は、下の写真の「富翁」の大吟醸純米カップです。
富翁を醸造する㈱北川本家は、明暦3年(1657年)に伏見で創業したそうです。現在の社長は14代目です。350年以上の歴史が有ります。
㈱北川本家では、純米酒にコラーゲンをプラスし、炭酸ガスを入れた「美肌スパークリング」というリキュールを昨年の12月17日からテスト販売しています。