1月29日は、2回もキャンセルとなった郵便局訪問の後半、神戸市須磨区・垂水区の郵便局訪問でした。とにかく、山の中に造られた住宅地を歩いたという印象が強い訪問でした。
訪問したのは、次の23局です。
神戸高倉台、神戸友が丘、神戸菅の台、須磨北、神戸西落合、神戸北落合、神戸白川台、神戸東落合、神戸横尾、神戸妙法寺、神戸菊池、神戸板宿、神戸大手、神戸大田、神戸衣掛、神戸南町、神戸月見山、神戸西須磨、神戸須磨本町(以上、神戸市須磨区)、神戸塩屋、神戸塩屋八、神戸ジェームス山、神戸東垂水(以上、神戸市垂水区)
神戸須磨本町郵便局から神戸塩屋郵便局へは、距離が有りすぎるため、山陽電車を利用しました。
この訪問で、神戸市須磨区は完訪となりました。
トップの写真は、5100局目となった神戸妙法寺郵便局です。
私は、親戚が神戸市須磨区のJR須磨駅近くの国道に面して住んでいたことがあり、子どもの頃、よく来ていました。当時はまだ、市電が走っていました(終点でした)。山陽須磨駅は、国道から階段を上ったらあった記憶があるのですが、今は国道に面しています。
JR西日本の須磨駅前もこんなんだったかな?という記憶です。
この駅前から神戸市営バスで高倉台に向かいました。高倉台から妙法寺駅まで、とにかく、山の中にどでかい住宅団地、宅地開発がなされています。
そして、一体は宅地造成工事規制区域に指定されています。そのことを示す標識が建てられています。下の写真です。
宅地造成等規制法という法律に基づいて、宅地造成工事規制区域は定められています。区域内では、2m以上の切土、1m以上の盛土、切盛で2mを超える、500㎡以上の整地は許可を得なければなりません。また、擁壁等は構造が基準に合致しなければなりません。下の写真の擁壁は左側は、2段積(塀を入れると3段です)、右側は張出し床板を造っており、どちらも認められない擁壁です。危険な擁壁です。
特に左側は、擁壁が傾いているように思います。
妙法寺川は、洪水時の水を吐くため、川底がかなり掘られたと思います。
低水路が設けられ、遊歩道も設置されています。しかし、川底も側面も固められており、生物には厳しい環境かなと思います。
須磨の前田のカキツバタと菅の井が有りました。
菅原道真が左遷される時、嵐を避けるため、須磨に立ち寄ったそうです。前田家では、井戸の水を差し上げたところ、大変に喜ばれ、自画像を与えたそうです。そこで、前田家では井戸を「菅の井」とし、毎年、この水で酒を造り、大宰府に献上したそうです。
カキツバタは前田家の前に植えられ、街道を行く人にも親しまれていたそうです。