6月12日(月)は、長野県の郵便局訪問でした。3回目となる今回は上田市です。
訪問したのは、次の22局です。
上塩尻、秋和簡易、上田常磐町簡易、上田緑が丘、上田、上田新町、上田大手、原町、上田材木町、信濃国分、上田常入、上田駅前、上田三好町、中之条簡易、上田原簡易、川辺、塩田、上本郷、東塩田、富士山、西塩田、別所
トップの写真は、7376局目となった富士山郵便局です。富士山が見えそうもないのに何故、局名が富士山郵便局なのか疑問でした。
局の方に聞いてみました。読みは、「ふじやま」だそうです。郵便局の名前の由来も聞きました。元々、上田郷の「ふじやま」であった。局の前の山は富士岳だからだそうです。富士岳は下の写真です。
上田市は古い建物が随所に有り、歩いていてとても楽しかったです。
下の写真は、旧上田市立図書館です。1915年(大正4年)に建築されたそうです。1970年(昭和45年)まで上田市立図書館として利用されていたそうです。
下の建物もかなり古そうです。
そして、下の写真の廃屋になった建物は、「蚕都」の上田市を象徴していると思いました。
屋根の上に外気をいれる部分が有りますが、この下が蚕室のようです。
家の表札の上に電話番号を掲げているお宅が少なからず、有りました。
このお宅は、今でも624番なのでしょうか。
そして、川とその周りの景色が素敵でした。下は、千曲川です。
赤いトラス橋は、上田電鉄の橋梁です。周りの景色によく合っていると思います。
産川も素敵です。
中州には紫色の花が咲いています。
下の写真の川も素敵です。
香川県にはため池はたくさん有ります。長野県にため池があるとは思いもしませんでした。
しかも、農林水産省が「ため池100選」を制定しているとは知りませんでした。上の写真の下之郷新池、中池とも「塩田平のため池群」として、100選に選ばれています。
ちなみに、ため池が一番多いのは、兵庫県で、47,596も有ります。第二位が、広島県で20,910、第三位が香川県で、15,990だそうです。私はため池についての認識を新たにしました。
鎌倉道があるのを知りました。
塩田の地は、鎌倉時代、塩田北条氏が支配しており、「いざ、鎌倉」となった場合に備えて、鎌倉への道が整備されていたのだそうです。
久しぶりに汽車が描かれた、踏切注意の標識を見ました。今はほとんどが、蒸気機関車でなく、電車になっています。
小麦畑は黄金色になっており、素敵な景観になっています。
西塩田には、ほたる鑑賞会の幟が立っています。
ホタルは、水中(幼虫)、土中(蛹)、空中(成虫)と棲家を変える昆虫です。しかも、生育条件が厳しく、一つでも整わないと生息しない昆虫です。特に照明などの光はダメなようです。私の住む札幌市でもホタルを育てようとしましたが、多くが失敗しているようです。原因は街路灯等の灯りのようです。でも、この西塩田の環境は、生育条件が揃っているのでしょう。観賞してみたかったです。
ため池、鎌倉道、養蚕が盛んだった街、古い建物が残る街等、上田市の認識が新たになりました。