今年の3月13日(日)、豊川稲荷に行く途中の表参道で、たくさんの琺瑯看板が設置されているのを見つけました。トップの写真です。
コレクションのようです。一番上には、北九州市で見つけた「ウララ」の看板も有りました。「ウララ」は化粧紙(チリ紙)です。
一番上の左から2枚目に「カネジュウ味噌」が有ります。静岡県焼津市の創業300年になるカネジュウ食品㈱が醸造する味噌のようです。
一番上の左から1枚目の「ふとんは棒大」はよくわかりません。
扇型に貼られた部分に、「カツラタイヤ」が有ります。1944年(昭和19年)、神戸市内のゴム工業が合併してできた、帝国化成㈱が製造していたタイヤでしょうか。「内海名物 つぶて餅」はよくわかりません。
カゴメソースの左に「ごふく ゆいのう 福島屋」は、三重県桑名市のよつや通にある店のようです。その左に「ダイヤモンド脱穀機」が有ります。愛知県豊川市の㈱共栄社の製造する脱穀機でしょうか。
味噌や醤油の琺瑯看板が多いです。キッコーマンの下に「イナビキ みそ・しょうゆ」が有ります。イナビキ㈱の醸造する味噌だと思います。創業は1772年(安永元年)という会社です。「サンビシ醤油」は、豊川市のサンビシ㈱が醸造する醤油でしょう。起き上がり最中の右に「ヤマニ白味噌」が有ります。千葉県佐倉市の㈱ヤマニの醸造する味噌だと思います。1893年(明治26年)創業の会社だそうです。
左下に「まるいし学生服」が有ります。岡山県倉敷市の石井織物㈱のブランドだったそうです。現在は無いそうです。
「アサヒ 地下タビ」の看板が一番下に横になっています。福岡県久留米市の㈱アサヒコーポレーションが製造しています。地下足袋は、1922年(大正8年)にこの会社の石橋徳次郎が開発したそうです。そして、三池炭鉱の鉱夫たちの人気となったそうです。タイヤのブリヂストンはこの会社の流れを汲んでいるいるそうです。以前に行った、久留米市にブリヂストン通りが有り、工場があるのが理解できました。
側面にも琺瑯看板が有ります。
「新清酒 初日」は、合成酒です。協和発酵キリン㈱が製造しているようです。
豊川市では、この場所のほか、「ハイアース」、「ブラックニッカ7」、「ブルドックソース」の看板も見つけました。