郵便局を訪問する理由

　５年前、NHKのBSで、様々な趣味を紹介する番組を放送していました。ある日、全国の郵便局を回る「旅行貯金」を姉妹＋母親でしているとの紹介がありました。私は、年々、増えていく体重を減らすにはこれだと考えました。
過去に仕事の調査業務に没頭し、一日中、歩き回っていたときに痩せた経験から、歩けば痩せるというのはわかっているのですが、目的も無く歩くことなんかできません。夏から秋にかけ、休みの日に自宅から大通公園まで歩き、ビール一杯飲んで、歩いて帰るなども実践しましたが、１週間に２時間半ぐらいの歩きでは効果が薄かったです。
　皆と同じように、「貯金」するのも良いのですが、私は５０円で葉書を買うことにしました。葉書であれば、営業時間が長いので、郵便局を目指して歩けば、８時間歩けることになります。買うと領収書をくれますが、そこには月日、日時といっしょに郵便局名が印字され、証拠になります。買った葉書はその場で、自宅宛に郵便局名とコメントを書いて投函します。自宅に着いた葉書を台紙に見立て、領収書を貼り、ホルダーに整理しています。
　目論見通り、体重は５ｋｇほど減らすことができています。現在、訪問局数は４年目となり、　２２１７局となっています。ルールが有り、１日１０局以上歩いて訪問するルートに乗らない郵便局は、効率が極めて悪いので、車で訪問することにしています。目標は全国の制覇ですが、死ぬまで続けてもできるかどうかわかりません。年間７００程度の訪問ですので、まだ３０年以上かかります。でも、挑戦いたします。
　写真は記念すべき１局目の札幌白石栄通郵便局です。

札幌市内の滝

　札幌市内には多くの滝があります。
　今日は国営滝野すずらん丘陵公園に行ってきました。公園内には、アシリベツの滝、鱒見の滝、不老の滝、白帆の滝があります。写真は日本の滝１００選にも選ばれたアシリベツの滝です。
　このほか、平和の滝（琴似発寒川）、乙女の滝（滝の沢川）、有明の滝（有明第ニ沢川）などもあります。
　夏に滝を眺め、涼を感じる。良いものです。

昼の弁当から、川魚を食べる文化を考える

　２３日の昼の弁当、妻の父が作ったイワナ（アメマスだと思います）の甘露煮が入っていました。ご飯のおかずとして、おいしくいただきました。日頃、感じていることですが、北海道では川の魚を食べる文化が薄いなーと感じています。
　写真は滋賀県大津市のスーパーです。琵琶湖特産のニゴロブナを使った「鮒ずし」で有名な滋賀県ですが、「子持ち鮒」、「大鮎の山椒煮」など川魚を使った惣菜が売られています。「大鮎の山椒煮」６尾で５８０円は安いと思います。
　大手スーパーの鮮魚に勤める友人も「鮎なんか仕入れても、売れ残る」と言います。
私も２０歳になるまで、鮎の塩焼きは食べたことがありませんでした。結婚して、３０歳で初めて、妻の実家でヤマメの天ぷらを食べました。ウナギを除き、これまでほんとうに川魚を食べる文化に接することが少なかったです。

　札幌市内の川でも内水面漁業が行われています。茨戸川です。石狩と江別の漁協が漁業権を持っており、ワカサギなどの漁を行っています。
　札幌市のお隣の石狩市では、生振の岡水産が、茨戸川の魚の加工品を製造、販売しています。石狩市の特産品としても紹介されています。あるシンポジウムで、売っていたので、「イトヨ（新潟では旬の魚だそうです）の佃煮」を購入しました。酒の肴として、弁当のおかずとして背中のトゲが少し気になりましたが、おいしくいただきました。試食で、「はや（ウグイです、長野では塩焼きが旬の魚のようです）の甘露煮」をいただきました。卵の所でおいしかったです。売っていた方に聞くと、「はやの甘露煮」や「フナ」は、北海道では売れないので、長野県や新潟県に出荷しているとのことです。
　北海道を出ると、ドジョウ、コイ、フナ、アユ、アマゴ、モクズガニなどの食文化に出会えます。せっかくの自然の恵み、川の魚をおいしく食べる文化がもっとあっても良いのにな、と感じています。

開設しました。

　しなしなと申します。「しなしなの記録」を開設しました。単に自分の趣味の羅列となることと思います。
　粘り強く続けられればと思います。