5月26日、30年ぶりに名古屋港水族館に行きました。名古屋市営地下鉄(30年前は、名城線は環状になっていなく、金山で二股になっていました)の名古屋港駅で降りて、案内板に従って、進みました。あっという間につきました。
「あれ、こんな近かったけ?」と思いました。南極観測船「ふじ」は前もあったので、自分の思い違いだろうと考えました。
チケットを買い、中に入りました。海生の哺乳類のコーナーが続きます。充実しています。シャチが展示されています。
そして、「アリストテレスは偉大だ!」と感動したのが、下の説明板です。
動物誌のなかで、「イルカの血液は温かく、肺で呼吸し、アザラシと同様に胎生で、ウマやイヌ、ヒトと同じく乳で子どもを育てる」と述べているそうです。クジラは2000年以上も魚の一種と考えられ、哺乳類に分類されたのは、18世紀になってスウェーデンの博物学者リンネによって分類されてからだそうです。なのに、古代ギリシアのアリストテレスは哺乳類であることを知っていたのです。何という知でしょう。
北館には水槽があまり無く、南館に向かって歩きました。イルカのショーが行われています。
南館に入り、ようやく理解できました。30年前に私が見た名古屋港水族館は南館になっており、北館は増築された部分です。北側に増築されたため、地下鉄駅から近くなったのでした。
水槽の魚は撮影が難しいです。
マンボウはカメラで狙っていたのですが、写真からはみ出してしまいました。
現在、名古屋港水族館では、「特別展 金魚らいふ」が行われています。桜錦という日本で造られた品種やピンポンパール(真ん丸の金魚です)という外国で造られた金魚や歴史、文化等に関しての展示があります。トップの写真のように多くの人が見入っていました。愛知県弥富市は金魚の生産地であることも知りました。