今日から、メールソフトによるメールチェックでなく、Webメールに変更した。
メリットはなんといっても、自宅以外の世界中どこでも、メールの送受信やスケジュールの管理、アドレス帳の利用などができるということだ。
今までは、メールソフトやアドレス帳は自宅のパソコンの中にあり、メールチェックはサーバからパソコンにダウンロードし行っていた。今回からは、メールのソフト、データはOCNのコンピュータの中にあり、アドレスやスケジュール管理も、すべてその中で行うことができる。したがって、世界中どこからでもパスワードさえ入力すれば、自宅と同じようなことができるという訳だ。
私が勤務する市役所も各個人のメール、スケジュール、アドレスなどは、すべてサーバで管理し、各人のパソコンには入っていない。したがって、他の職員のパソコンでも自分のパスワードを入力すればメールチャックができた。そのことが全世界のパソコンに広がったと考えればよい。グーグルもGメールという名称で世界展開している。まさにこれからは「クラウド」の時代になる。
昔は、大型コンピュータが一括管理し、各端末は大きな能力は持たなかった。しかし、クライアントサーバの時代となり、各パソコンの役割が増し、クライアントにソフトを分散させた。ところが、現在分散させたソフトのメンテナンスが膨大な量となったため、再び中央のコンピュータを大きくしている。それが全世界を覆う雲「クラウド」だ。
我が市役所も、全職員がパソコンを持つ時代となった。1台1台にソフトを組み込み管理する時代は、メンテナンス上からも終わりを告げるかもしれない。
1つのソフトを全職員が利用する。メンテはその1つのソフトを管理するだけですむ。管理者側にとっては大きなメリットだ。しかもそれを外部の大型コンピュータに任せられれば。