草津温泉といえば、湯畑。
行った日は平日ということもあって日本人観光客はやや少なかった。しかし中国人や韓国人はとても多かった。これも地方創生の一方策なのかもしれない。
湯畑の柵には「草津に歩みし百人」のプレートがあり、源頼朝の横には映画テルマエの温泉技師「ルシウス」のプレートがあった。
館林ゆかりといえば、文豪田山花袋のプレートもあったが、そういえば花袋は「温泉めぐり」という旅行記を書いている。
湯畑の脇には「熱乃湯」という建物ができた。
参考に入ってきたが、1人600円(クーポンで50円引き)で、平日でもほぼ満員。わが市のつつじが岡公園内の新施設もこれだけ入れば元が取れるかもしれない。
館の中には、映画テルマエで使った小道具が展示されていた。
中で行われるショーは、湯もみや草津節など。人気があるのは湯もみと来場者による飛び入り参加。我が家も2人で参加した。
こんな単純なプログラムで、お金を払ってまで入館する観光客がいるのか心配した人もいるかの知れないが、さすがは草津。「草津よいとこ一度はおいで」というように、一度は見てしまうものなのかもしれない。
「熱乃湯」の隣には、無料の共同浴場「白旗の湯」というのがあり、ここにも入ってみた。
ここのお風呂はとにかく熱い。2つ湯船があり、お客さんに聞いてみたら右手の熱い方は47℃はあるらしい。ぬるい方でも43℃くらいといっていた。私はぬるい方でも熱く感じた。
最後は、いよいよ旅館「望雲」。
いろいろな書き込みはあるが、私はいい雰囲気の宿に感じられた。
宿は、食事、温泉、部屋、接客、雰囲気などで決まると思うが、どれも80~90点以上。
食事は部屋出しで、基本コースでも十分。温泉は3つあり、時間によって男女が交互に換わる。私は、夕食前、就寝前、朝食前の3回別々のお風呂に入ったが、すべていいお風呂だった。
草津は、やはり日本三大名湯(有馬温泉、草津温泉、下呂温泉)のひとつということだけあって、いい温泉旅行でした。