マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

草津温泉へ(その2)

2015-07-25 14:43:46 | 旅行記

草津温泉といえば、湯畑。

行った日は平日ということもあって日本人観光客はやや少なかった。しかし中国人や韓国人はとても多かった。これも地方創生の一方策なのかもしれない。

 

湯畑の柵には「草津に歩みし百人」のプレートがあり、源頼朝の横には映画テルマエの温泉技師「ルシウス」のプレートがあった。

館林ゆかりといえば、文豪田山花袋のプレートもあったが、そういえば花袋は「温泉めぐり」という旅行記を書いている。

 

湯畑の脇には「熱乃湯」という建物ができた。

参考に入ってきたが、1人600円(クーポンで50円引き)で、平日でもほぼ満員。わが市のつつじが岡公園内の新施設もこれだけ入れば元が取れるかもしれない。

 

館の中には、映画テルマエで使った小道具が展示されていた。

 

中で行われるショーは、湯もみや草津節など。人気があるのは湯もみと来場者による飛び入り参加。我が家も2人で参加した。

こんな単純なプログラムで、お金を払ってまで入館する観光客がいるのか心配した人もいるかの知れないが、さすがは草津。「草津よいとこ一度はおいで」というように、一度は見てしまうものなのかもしれない。

 

「熱乃湯」の隣には、無料の共同浴場「白旗の湯」というのがあり、ここにも入ってみた。

ここのお風呂はとにかく熱い。2つ湯船があり、お客さんに聞いてみたら右手の熱い方は47℃はあるらしい。ぬるい方でも43℃くらいといっていた。私はぬるい方でも熱く感じた。

 

最後は、いよいよ旅館「望雲」。

いろいろな書き込みはあるが、私はいい雰囲気の宿に感じられた。

宿は、食事、温泉、部屋、接客、雰囲気などで決まると思うが、どれも80~90点以上。

食事は部屋出しで、基本コースでも十分。温泉は3つあり、時間によって男女が交互に換わる。私は、夕食前、就寝前、朝食前の3回別々のお風呂に入ったが、すべていいお風呂だった。

草津は、やはり日本三大名湯(有馬温泉、草津温泉、下呂温泉)のひとつということだけあって、いい温泉旅行でした。

 

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草津温泉へ(その1)

2015-07-25 13:13:52 | 旅行記

夏休みを取って草津温泉へ行ってきた。

今回は、ぐんまプレミアム宿泊券を利用したので、いつもより少しだけ高めの草津温泉「望雲」という宿に泊まった。草津の話は、<その2>で書くこととして、<その1>は往路での話を。

途中、天候が悪かったので直接温泉へ向かおうとしたが、一時、小降りになったので臨江閣に寄ってみた。

国道50号県庁前を北に折れ、前橋公園の駐車場に車をおき、庭園側から臨江閣に向かった。

ここは以前都市緑化フェアのときに眺め、いい建物だと思っていたが、最近はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」でちょっと有名になった。

 

この臨江閣は近代和風の木造建築で、全体は本館・別館・茶室から成り立っており、庭園側から入ると、この3施設をぐるっと一周して表に出ることになる。なお、本館と茶室は県指定、別館は市指定の重要文化財。

本館は明治17年9月、当時の群馬県令・楫取素彦や市内の有志らの協力と募金により迎賓館として建設された。また本館の「臨江閣」と書かれた扁額は、楫取素彦の書といわれているらしい。

 

楫取素彦は明治17年に県令の職を辞すこととなるが、そのときに送別会として使われたのが、完成した直後の臨江閣本館。まさに歴史を感じる建物である。中に入ると、控えの間、三の間、次の間、一の間となり格式を感じる。明治天皇や大正天皇(当時は皇太子)も来たことがあるとのこと。

  

別館も立派な建物である。

本館はやや小ぶりであるのに対して、別館は明治43年一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた大きな建築物。

 

2階は舞台を備えた大広間となっており、様々なイベントに使われている。

私が聞いたことがあるのは、昔は上毛カルタの県大会はここで行われたらしい。

また、群馬県オリジナル酒米「舞風」や、水、酵母とオール群馬でつくり上げた日本酒の試飲会もこの会場で開催されたと聞く。

きっと盛り上がったに違いない。

こんな使い方を館林の旧二業見番組合事務所でもできればいいのだが。

 

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