春の彼岸の頃は、我が家のツバキも満開となる。木へんに春とはよく考えたものだ。
椿で思い出すのは、1998年2月の伊豆大島のカメリアマラソン。市役所のランナーズクラブの仲間と金曜の夜、竹芝桟橋から東海汽船で出かけたのを思い出す。
土曜の日の出前に到着し、その日は島内観光。夜は初めて食べる椿フォンデュ。
そして日曜が本番のレース。39歳だったが30歳代の部で2位。レース後は、太平洋を眺めながらの露天風呂に入ってから船で東京に向かった。
その時にやぶ椿の苗木をもらってきたが、乗船の記念だったのか、島内ツアーの参加賞だったのか、マラソン大会の参加賞だったのか思い出せない。
後で、椿好きの人に教わったが、椿は「やぶに始まりやぶに終わる」と言われているらしい。やぶ椿は素朴な一重の花でありながら趣があり、奥が深いということだろうか。そのやぶ椿は自宅に植えておいたが、現在は行方不明となってしまった。
ちなみに、大島カメリアマラソンは参加料無料。確認したら今でも無料だった。