久しぶりに自転車に乗った。毎年、春はもう少し早い時期から乗るのだが、今年は鼻の具合が悪く出遅れてしまった。
行った先は、深谷市血洗島の渋沢栄一翁の生地。
利根川のサイクリングロードを上武大橋から南に向かうと「青淵公園」が現れる。ここは子供を遊ばせるにはちょうどいい公園だが、そこに新一万円札の横断幕があった。
公園内を西に向かうと「渋沢栄一記念館」がある。外観は欧米風で、中央に栄一翁の像が立ち、青淵公園を見渡している。
更に道路案内に従い西に進むと、旧渋沢邸「中の家」がある。ここには多くに人が集まっていた。ただし行列ができるほどではなかった。
門も素晴らしいが、内部は更に立派。門の前にはロードレーサーのスタンドも用意されていた。
門をくぐると庭に出る。そこには池があり鯉が優雅に泳いでいた。
その池の端には若かりし頃の栄一翁の像が立っていた。
特に、立派なのは母屋と蔵。母屋は養蚕農家の造りで、近くにある富岡製糸世界遺産群の1つ「田島弥平旧宅」と同じ造りである。
今回は、栄一翁の関連施設である「誠之堂・清風亭」へは行かず帰ってきた。
ところで、久しぶりに自転車に乗ったが、帰りが向かい風となったこともあり、片道35キロ往復70キロにしては疲れた。鼻の具合が良くなったら、もう少し距離を延ばしたい。