スイカやパスモのオートチャージが改札の出口でも実施されていることを初めて知った。
これは便利。
例えば、チャージ判断基準額が1,000円、チャージ設定額が3,000円の場合、残額1,200円で入るとオートチャージされない。しかし運賃が1,800円の場合、今までは改札を出られず精算機へ行かなければならなかった。しかし現在は、改札を出るときに3,000円がオートチャージされるので、精算は不要となった。
出口での精算の要否を運賃で整理すると次のようになる。
チャージ判断基準額A=1,000円、チャージ設定額B=3,000円
精算要否 |
従前 |
現在 |
完全不要 |
A以下(1,000円以下) |
A+B以下(4,000円以下) |
残額 による |
Aを超え、A+B以下 (1,000円超、4,000円以下) |
A+Bを超え、A+B×2以下 (4,000円超、7,000円以下) |
必ず必要 |
A+Bを超過(4,000円超) |
A+B×2を超過(7,000円超) |
運賃が1,000円を超えることはあったが、4,000円であれば超えることはほとんどない。いい感じだ。
あえてデメリットをあげると、普段のチャージ残額が多くなること。今までは、チャージ判断基準額より低い金額でもチャージされることなく出られたが、現在はその場合必ずチャージされる。したがって、チャージ残額は常に判断基準額より多い額となる。