ちょっと珍しいビールテイスト飲料「サントリー クラフトセレクト ザ・パンプキン」を買って来た。
ハロウィンシーズンにあわあせて発売したものらしいが、季節外れとなり安く売っていた。缶に麦芽使用率50%以上と書いてあったので酒税率を調べてみると、ビール類は次のとおりとなる。
酒類の分類 |
税率 |
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円/350mL |
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ビール |
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77.0 |
発泡酒 |
麦芽比率50%以上 |
77.0 |
麦芽比率25~50%未満 |
62.3 |
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麦芽比率25%未満 |
47.0 |
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新ジャンル |
ビール及び発泡酒以外の品目の酒類のうち、アルコール分が10度未満で発泡性を有するもの |
28.0 |
350ミリ缶で比較すると、ビール77円、新ジャンル28円とあり、新ジャンルは約50円も安い。
今回購入したのは、発泡酒とはいえ麦芽比率50%以上のなので酒税はビールと同じ77円。キリン淡麗生など、麦芽使用比率25%未満の発泡酒の47円に比較し、税率の恩恵を受けていない。
では、ビール、発泡酒、新ジャンルビール(その他の醸造酒(発泡性)①、リキュール(発泡性)①)とはどんなものか。
サッポロビールのHPを参考にすると・・・
分類 |
定義 |
ビール |
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発泡酒 |
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その他の醸造酒(発泡性)① |
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リキュール(発泡性)① |
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つまり、麦芽の使用比率が高くても、決められた原料以外のものが使われていると、発泡酒となってしまうのだ。
このことはベルギービールなどにも当てはまり、「ビールのチカラ」にも詳しく書いてある。
ところで、肝心な味の話だが微妙だ。たまに飲むなら良いが、毎日飲むには不向き。2回目は買わないかも。