2月28日の土曜で、NHKのドラマ「限界集落株式会社」が最終回を迎えた。全5回のドラマだったがなかなか面白かった。
私はそれまで原作の小説があることを知らなかったが、タイトルを聞いたとき思いうかべたのは、増田寛也元総務相が座長を務める日本創成会議の報告書(増田レポート)に出てくる「消滅可能性都市」だ。
そして描かれているのは「まち・ひと・しごと創生法」の総合戦略モデルのよう。
でも農業を株式会社化してどうなったのか。
行き着くところ、やっぱり大切なのは「人の心」。
ちょっと作りの浅いドラマではだったが、私は好きだ。
この中に出てくる村の救世主は「もちきび(もちトウモロコシ)」。
素朴で、実に美味そうだった。我が家でも作ってみたくなった。とりあえず種を入手しなければ。
ところで、普通の人はもち米くらいしか知らないが、穀類には基本的に、粳(うるち)、糯(もち)がある。当然、トウモロコシにも糯(もち)があり、このデンプンは調理時に強い粘性を生じるという特性がある。
これが美味いのだ。なんとか手に入れたい。