メモリ増設をしようとノートパソコンの裏蓋を開けたときから、気になっていることがある。
それはその時から、タスクマネージャーのメモリの速度が、正しく表示されていないような気がするということだ。
Windows10になってから、タスクマネージャーの表示内容が充実され、容量の他、メモリの規格や速度も掲載されるようになった。2台のAcer、as5740とas5741を比較すると、表示される速度は、前者が533MHzで後者が1067MHzとなっている。しかしカタログデータはともに1066MHz。このことは事前に確認していなかったので、もしかすると、最初から前者は533MHzの表示だったのかもしれない。
それを解決すべく、今日は、あちこち触りまくってしまった。
1 メモリ本体の確認
メモリを確認すると、as5740がKingstonで、as5741がMicronとメーカーは異なっていたが、規格はDDR3-1066MHzの2GBでカタログと同じ。ということで、533MHzの表示の意味が不明。
2 メモリを2台で交換
メモリをas5740とas5741で交換すると、as5740は533MHzのままで、as5741は1067MHzとなり、原因はas5740のパソコンにあることが分かった。メモリは壊れていない。
3 メモリ2枚を1台に装着
KingstonとMicronの2枚のメモリをas5740に装着すると、容量は4GBに増えるが速度は533MHzのまま。一方as5741に装着すると、4GBだが1067MHzとなった。やはりメモリは壊れていない。
4 Windowsメモリ診断を実施
次にパソコンのWindowsメモリ診断を実施すると、2台とも異常なし。
5 パソコンやソフトの起動時間
パソコンの起動時間を測ると、2台ともほぼ同じ。メモリやパソコンに不具合は感じられない。
では、なぜ表示が異なるのか。
考えられることは2つ。as5740は最初から533MHzと表示される仕様だったか、または、裏蓋を開けたとき静電気などで壊れ、その際に速度が533MHzに固定化されてしまったか。
BIOSなどの設定変更で直せるかもしれないので現在確認中。
ところで「タスクマネージャー不適切なメモリ表示」という情報もある。何とかカタログデータに戻したい。