長野牧場の白樺並木

2022年04月08日 | 日々のこと

長野牧場の年に2度咲く桜。3、4輪ほころんでいました。

当地の桜、私の予想では16日以降ではないかと。

その牧場で木の更新が続いています。

白樺並木が伐られました。

植えられて60年以上経っているだろうと思います。

中学生の時、その白樺を背にした写真がありますから。

伐られた白樺は玉切りされましたから、薪になるのでしょうね。

バブルの頃、白樺の木をお店の内装に使いたいという依頼を受けたことがあります。

白樺は高度が高めの所にあります。

あの白い皮を傷めないようにするには、機械で搬出は出来ません。

直径10㎝長さ3mの生木を抱えて山中から出すのって不可能です。

木材の重さは1立法900㎏位ありますからね。

電話で丁重にお断りしながら、その頃の長野牧場の白樺がちょうどいい太さだったので、欲しいと思いました(笑)

白樺って、爪楊枝や割り箸に使われていて、白樺の多い山を伐採した時に千葉へお届けしたことがありました。

暫く前には、中国から白樺を輸入している業者さんもいましたが、つい最近白樺を欲しいという中国の話も聞きました。

需要のあるところには、供給が発生するものですが、世の中も変わっていきますね。

最近、マイ割り箸の話が話題になりませんね。

割り箸を使わないで森林を守ろうという運動がありました。

でも割り箸って、端材や用材に向かない木でつくられているのですね。

その頃、間伐した木の7割方が切り捨てにされていた頃でしたから、複雑な思いでした。

森を見て木を見ず・・・・・・かな。

今、日本の山は変わってきています。

早く言えば木の事情です。

10年ほど前にロシアが木材に高額の関税をかけたことにより、国内の木材に目が行くようになりました。

これを語ると半日はかかりそう(笑)

そして今、まさにロシアから木材は入らなくなりました。

当然ウクライナもベラルーシからも。

この3国から木材を買っていた我が国だけではなく、ヨーロッパもです。

あらためて、世界の資源がいかにつながっていて、直接的・間接的に資源の供給が滞っています。

この戦争泥沼化になってきましたね。

追いつめられて暴走しなければいいなと思っています。

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